超巨大輪のユリ|ポーラ群生
お店から新青梅街道沿い西に約1-2k下った場所にユリの巨大輪ポーラが無数に豪華に咲き誇っている場所があります。「コメダ珈琲保谷店」。皆さんご存知でしたか? ここの植栽はオーナーさんのこだわりで素敵な樹木・草花にあふれたガーデンになっています。秋には当店で販売されていた球根を植えてくれたそうです。鉄砲百合とオリエンタルの交配によって生まれた超巨大輪種のポーラ。あのカサブランカの上をいくユリです。草丈約1mのところで大きく花を広げています。まさに今日明日が見ごろ。


アカシアとクレマチスの饗宴。輝くライムグリーンとダークパープルのコントラスト。
ここは東京都心からおよそ2時間半。富士山麓 静岡県長泉町のなだらかな丘陵地にある「クレマチスの丘」。エントランスにはいくつもの大きなスクエアコンテナに植えられたクレマチスたちが、お出迎え。なんの植物にでも応用したい篠竹をナチュラルに組むオベリスクにつるを巻いているその姿はコンテナ栽培の超お手本となる植え方。根をいじられるのを嫌うクエマチス。複数植えのコンテナの中は、移植に備え、株ごとに仕切りもされている。
クレマチスの花びらのように見える部分、クリスマスローズ同様、じつは「ガク」。下の写真「アルバ ラグジュリアンス」が見事に咲いている・・。この姿は「花」と思われるところが「ガク」である・・ということが、本当であることを ちょっと彷彿とさせる。
と語るのは このクレマチスガーデンを管理するガーデナー、渡辺顕太郎さん。
クレマチスの話に触れるとき かかせない テッセン。今ではずいぶん数が少なくなってきている。ここでもちょうど満開を迎えていた。
約8000坪のガーデンに約200品種2000株以上のクレマチスが植えられている。日向はもちろん、半日陰の立地でこんなに花が咲くのかと驚く植栽環境の良い見本がたくさん。クレマチスの足元に広がる斑入り岩三つ葉は日陰を明るく彩る。
6月中旬・・・。もうクレマチスは咲いていないと思っていたら・・・「遅咲き」の品種たちが満開を迎えていた。ガブリエル/ジャックマニー/ロマンティカ/ヨルマ/パープレア・プレナ・エレガンス/クリオネ・・・。奥の敷地には3mはあろう大型オベリスクが何十本と並び それぞれに2-3品種植栽、下草も植わっていた。
こののびのびと枝を伸ばす くすの木にナチュラルに寄り添うクレマチス。一見 木が心配になるが 落葉性のクレマチスを選ぶことで、冬には、幹に陽があたる配慮をしているんだそう。
散策にちょうど良い・・また・・自宅にとっても参考になるサイズ感のノットガーデン近く。
クレマチスガーデンの芝生はよく手入れされ、大株にのびのび育っている宿根草にも目をみはる。
ロマンティカ。
このクレマチスの丘には「ヴァンジ彫刻庭園美術館」も併設されている。イタリアを代表する具象彫刻家ジュリアーノ・ヴァンジの 世界で唯一の個人美術館。2002年開館。ガーデンの風景にしっくりなじむリアルに遠くない彫刻たちが不思議に穏やかな空間を生む。
「芝もぜんぜん手入れが追いつきません・・」という渡辺さんと別かれる。手入れ不足!?とんでもない!?。美しいラインを奏でる芝生の中を去るその背中にお礼を述べた。
敷地内の食事処では クレマチス一輪。
美術館と同時に開園したクレマチスガーデン。そもそもなぜクレマチス?・・・苗の全国生産の60%をこの地で担っているからだそうだ。
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西武ドーム。今回で16回を迎える国際バラとガーデニングショウ。昨年、月曜午前の超満員に懲りて、さらに混雑回避、水曜日午後にのぞいてみましたが、やっぱり混んでいます。
入ってすぐのメインガーデン。「プロヴァンスの庭」。光と風を感じる庭、一枚の絵葉書のような庭(写真をクリックして「光と風」感じてください)「住宅内」に重きを置く今、なかなかこんな贅沢は無理ですが、東京近郊でも手頃と思われるこの敷地サイズに理想を描くとしたらこうなるんだろうな・・・という夢の庭。大変参考になります。また、下の写真を見てください。手前に広がるのは花畑。
角度を変えると、お手入れするための小路ができています。あたりまえでいて、なかなか思いつかない素敵なアイディア。
このコーナーすぐ隣には「ローズアベニュー」。女性ブリーダー三人のバラが展示されています。少し閉鎖された空間のため、バラの薫りがより高まる空間です。
こんな素敵な組み合わせも。
ちょっとかわいい展示も。左のライオンはタマリュウベース。右のドラゴンは多肉ベース。
今年の展示は「居住」「植物」の距離が近いものがとっても多く感じました。
様々なイベントが開かれるローズテラスでは、「フレグランスを巡るフランスの旅」と題し、資生堂の方と、大野 耕生さん(右)、NHK趣味の園芸ナビゲーターの三上真史さん(左)が出演中。このガーデニングショウでは園芸業界で活躍中の先生方や造園家の方に直接会って話ができたりするのも大きな魅力でしょう。
この後ろ姿は、小山内 健さん(○゚∀゚)/。
じつは当店の売場でもなんどかお見かけすると噂の 河合 伸志さん には改めてこの場でごあいさつさせていただきました(´゚艸゚) ※あわててピントがずれてしまいました! また、ぜひ、お忍びでいらしてください!(その時の来店者さまは大変ラッキーです( ゚∀゚ )
横浜イングリッシュガーデンを監修されている河合さんは じつは宿根草もばりばり頼れる方。彼のデザインしたお庭もバラ以外に素敵でうっとりな配置で来場者を魅了していました。
有島 薫さんは病害虫について説明中。
ケイ山田さん。不思議の国のアリスの庭にて。
こんな展示もありました。エンジンといえば、HONDA。のブースにて。こんなかわいくデコられたミニ耕運機。超らぶりー。試作だそうです。
発電機もこんなかわいいバックみたいな姿に。
遠くに見えるは、ナチュラルカラーに身をつつんだ芝刈機。残念ながら、これも試作。でも、HONDAクラスのメーカーさんが、このような試み。私たち、ガーデナーにとっては、待ち望んでいたことです~ヾ(*´∀)(∀`*)ノ゙
赤毛のアンの庭。ナンジャモンジャの木。来場者の皆さんも、本当によく植物をご存じです。
ハンギングバスケットコーナー。
京阪園芸さんの販売スペース横の展示。中央のバラ「かおりかざり」すばらしい花色、薫り。
ご案内したいところはきりがなく、、、この辺まで、、、。今年の会期は明日まで。皆さん、お気に入りのバラ、出会えてますか? バラにチャレンジしたい方、購入予定の方、今週末のオザキは必見ですよ♪