参考|クリスマスローズの世界展2019
クリスマスローズファンの方、待ちに待った東京・池袋サンシャインで開催の第17回クリスマスローズの世界展。2019年2月15日(金)10時~ 三日間 開催されました。オザキスタッフ今年も、西武線つながり(笑)で応援=前日レポートの様子を少しお伝えします。行った方も行けなかった方も、ぜひご覧ください。毎年、だいたい同じ会場で開催、でも導線が違って、来場者を迎える雰囲気もずいぶん変わります。入口付近では緊迫した空気の中、何かを制作中。
会場内の展示最初は、協会員写真展示と。
クリスマスローズ協会の出品展示株。自分も協会に入っていますが、つくづくこの時季にピッタリ花を咲かせている皆さんに脱帽です。自宅はやあっと、ツボミが頭を上げてきた頃でした。
毎年、圧巻、眼福の有島先生の超大株! この展示に参加目指したい方は、日本クリスマスローズ協会へ入会を~。この展示会の入場も会員証で無料になったりします。http://www.hellebores.gr.jp/
こ・・これは・・・・。野田氏の所蔵。
新花コンテスト審査は、前日の今日。関係者以外を寄せ付けない厳正な空気の中決定されます。生産者、アマチュア、問わず、クリスマスローズの育種に取り組む方々が出品します。
出品株をいつくか見てみましょう。鮮やかな赤みを出しているレッドゴールド。アンタレス(加藤農園)。
和の趣をもつ小ぶりで形の整った花がたくさん咲く。プチドールの進化系 こはる(横山園芸)。
原種の趣とホワイトゴールドの明るさを併せ持つなんとも不思議な色合いの株。うぐいす(加藤農園)。
最優秀賞、日本クリスマスローズ協会・会長賞、そして、これがダメ押し!来場者人気投票第1位のトリプル受賞した株はこちら。。”レッドエンジェル”(加藤農園)。整形弁で赤と白の対比が特徴。
ここからは、ナーセリーのブース。新進気鋭のナーセリー 加藤農園 加藤啓文氏。上の写真、今回の新花コンテスト最優秀賞株を輩出したわけですが、愛好家の方々とタッグを組んでつきつめる育種の姿勢は目をみはるものがあります。この笑顔、、実は、最優秀賞が審査中からの決定した直後なんです!
野田園芸 野田卯一郎氏。生産のメインは現在、息子さんにほぼ引き継がれているそうですが、今も、育種は続けているそうです。クリスマスローズの普及に多大な尽力をしている方です。
広瀬園芸 広瀬利彦氏。数年前から、異常に目を惹いてならない広瀬株。その豪華さに圧倒されてください。もともとはサラリーマン、から、クリスマスローズの育種の道に入り20年。背丈をおさえ、葉がなくても豪華に見える株姿をつきつめています。
ほんの一株、左奥株について。例えば。。。一花茎から、こ、、こんなに、、、花が咲いています!(絶句)これは、本当にイレギュラーな姿と思ってください。
そして、近年驚愕の”クレオパトラ”。
横山園芸 横山直樹氏。ご自分のブーズをさわらず、ナーセリースタッフの皆で広瀬ブースに遊びに来ています。横山氏もうなる豪華さ!
ウィンター
カラーリーフのクリスマスローズで前年度よりブレイク中の松村みよ子さん。
昨年6月、はじめてハウスをのぞかせていただいたことを思い出します。短い時間でしたが、美しくさまざまな緑色の絨毯が広がる光景と、自分の信念を固め、真摯にまっすぐ色の微妙な変化を見逃さない日々をすごす松村さんがとても印象的でした。
ファンも多い松浦園芸 松浦克郎氏。一年ぶりのご挨拶からすぐにクリスマスローズ談義に突入!富山県からきたこの株たち全ては、最後にオークションにかかるそうですが、、、、左手前の二株、、、ガーデンハイブリッドでバッキバキの斑入葉なんですけどーーーー!? はじめて見ました(汗)また、後列左手にいる トルカータス スモーキーブルーのダブルの灰青色もかなり△○×△○×△○×△○×ーーーーー! 欲しいーーーー!
松浦さんの手元には何十年ものの株がいるとか、、、そこでふと、、疑問。株の寿命について少しお聞きしました。年々経過とともに、株の中心が空き、周りから葉が出ている感じになってきます。秋の植え替えの際に、真ん中から株分けを行い、株の更新をはかっるといいですね、、とのこと。
今日は、いらっしゃいませんでしたが、吉田園芸 吉田順一氏。2017年1月趣味の園芸テキスト表紙を飾り、一般のファンを驚愕させたピエラ。のセミダブルが新花コンテストブースにいました。
初日は東京に来ると聞いています。昨年6月、岩手県盛岡のハウスでお会いしたのをこれまた思い出します^^。生産者さん、皆さん、おだやかで、おおらか、ぜひ、お話する機会をみつけてください。
多弁セミダブルイエロー。
最後にパステリッシュトレイン(大和園)~。うまく撮れません~(苦笑)。
ナーセリーコーナーをすぎるといよいよ物販コーナー。右手にまず、英国シクラメン協会日本支部の原種シクラメン販売コーナー。この会場に約1500株集合!ここに来るたくさんのお客様の手元に各2~3株もらわれていったらステキだな~。
大株の展示とともに、協会員の方のすばらしい写真展示もあります。
今、この時季に見ることのできない内容を中心に展示するというコンセプトだそうです。英国シクラメン協会も入会すると、冊子やら何やら、、、大人の楽しみが増えます、、、。参考→http://yokoyamanursery.cocolog-nifty.com/yokoyama_nursery/2008/12/post-5890.html
冬咲きコームの愛らしい丸葉と丸花。しかも花色けっこういろいろ、超ダークもいます。これが冬の枯れた光景に本当にきれいに映えます。
左手に、ゴールド株がズラズラっと!野田園芸ブース。
花郷園。
横山園芸。クリスマスローズはもちろんたくさんありますが、この時期ならでは、だいたいシーズン初登場がこの会場の気がします。オザキでもおなじみのアネモネ・パブニナ。
なにやら、見慣れぬ植物がゾロゾロ。いつもの習慣でメモちゃいました(苦笑)ペラルゴ・ロバツム///ペラルゴ・バークリー///ペラルゴ・トリアンドルム///ペラルゴ・テトラゴナム///ペラルゴ・エキナツム///ペラルゴ・エロンガツム///ペラルゴ・アッペンディキュラツム///フェラリア///キアネラ・オーキディフォルミス///他。
右奥からは、一般小売店さんが続いていきます。最優秀賞に輝いた株をしっかり販売されているこちらのお店のバイヤーさん、とっても嬉しそうです!
出口付近には、ジャイアントフラワーを専門で制作するエイチエムさんによるフォトスポット。
期間中は、イベントがたくさん。皆さん予定している方は事前に再チェックです。
入口はまだまだ何やらしています。この後ろ姿は花郷園 野口貴子さんですねー。
そして冒頭に制作風景がチラッとでていた入口付近は、ほぼ完成。右の方、フラワーデザイナー曽我部 翔氏。3月15日には、品川プリンスホテルにて、知る人ぞ知る、花いけバトル―ロイヤル―にも出場・その腕をおしげもなく披露予定。クリスマスローズモチーフにインスピレーションであっという間に完成。
来場の皆さんには、こんな風に写真を撮ってください、だそうです、、、横山さん、、、お花を提供したそうです(笑)
タスタート前日の様子からの展覧会の様子でした。今年も、初日たくさんの人の行列ができ、例年のようにたくさんの花好き、クリスマスローズ好きの方が集まったそうです。
第17回 クリスマスローズの世界展(2019年終了)他詳細は文字をクリックで公式ページへ。
遠方の方はこちらもどうぞ。オザキ楽天WEB通販、加藤農園、野田園芸、広瀬園芸、大木ナーセリー、若泉ファーム、花郷園、ウィンターシンフォニー、吉田園芸、、、入れ替わり、いろんなクリスマスローズが並んでいます。噂のピエラは花が開いたら出します。来週中があやしい。。。
15日は 東京ドームシティ「世界らん展」も初日をむかえます。こちらも、明日以降、少しずつUP予定です。行ける方は、とにかく両方へ行ってください。実物の迫力に勝るものはありません。遠方の方はお楽しみに。