- 投稿日:2015年3月5日(木) PM18:09
- 作成者:STAFFBLOG
今年お正月の会員優待セール案内ハガキデザインにも使用した節分草(セツブンソウ)。
セツブンソウ(Shibateranthis pinnatifida Maxim.)は、キンポウゲ科セツブンソウ属の多年草。関東地方より西に分布し、石灰岩地域に多く見られる。高さ10cmほど。花期は2-3月で直径2cmの白い花を咲かせる。クリスマスローズと同じく花弁に見えるのは萼片である(以後、萼片は花びらと呼ぶ)。蒼の雄しべが美しい独特の姿。白の花びらははかなげに薄く繊細。

和名は、早春に芽を出し節分の頃に花を咲かせることからついた。可憐な花は人気が高く、現在は、乱獲や自生地の環境破壊によって希少植物になっている。 (参照:Wkipedia)ここは自生地として有名な奥秩父。

その植物がどんな環境を好んでいるのかは、栽培する上で大事なポイント。斜面に落葉樹。こういうところが好きなんだ。冬はよく日差しが当たり、夏は深い緑で覆われる。背の高い落葉樹だから、けっして暗すぎる場所にはならないはずで、気温もぐっと涼しい場所だと思われる。

さてさて。どこにいる?

いた!前夜に降った3センチ前後の積雪に耐え、その小さな姿をのぞかせている。

時間とともに雪が解け、倒されていた花首を持ち上げはじめる。

気づけば、アチコチ!

雪がない部分は、春の息吹を感じる。

UP写真でついつい花の大きさが分からなくなる。Suicaカードを横に置いてみる。本当に本当に小さい可憐な花ということが伝わっただろうか・・・。

成長具合で個体差があり(葉の色に注目)

これは、そんな中でも特筆のめずらしさ。青軸のもの。あまりの花弁の薄さに、後ろの緑色が透けていて見えている。

ほら。横から見ると、白い花弁の後ろに緑の部分がありこれが透けていたわけだ。

この葉の色も独特に美しい。ほとんどの株がこのカラー。これがベーシックなんだ。

見ごろは今月20日ごろまで。自生地での姿は格別。貴方の身近にセツブンソウ。いますか?

※ちなみに店頭に現在、数株だけあるようですが、その数はごく少数、店頭在庫は常にうごいております。必ず欲しいためのご来店の際は、お手数でもお電話にて事前在庫確認をお願いいたします。
1階ガーデニングゾーン
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