冬前の今の時期だからこそできる事
こんにちは、夜の冷え込みにより靴下を履きながらでないと眠れなくなってきました…1階花苗担当でございます。
さて、朝晩の冷え込みがいよいよ本格化してきまして、冬の訪れを感じますね。そこで、これからさらに寒くなる前に「今だからこそできる準備」をお話しさせていただきます。

●開花期が11月~4月頃の花々 変な持ち方をしてしまい指の角度が…という事は置いといて、関東ではまだ日中の気温が20℃近くまであがり、ぽかぽか陽気の日がちらほらあります。そのため今のうちに植替えしておくとしっかり根が張り、冬場の花付きの数が変わってきます。冬は春と比べて根の成長が緩やかになりますが、真冬になる前の今時期に植え替えておくことで充実した株を作ることが出来ます。また、周囲の培養土が保温剤代わりとなり冬の寒さ耐性も付けてくれます。今回は例でビオラを挙げましたが、ガーデンシクラメンやストック、ネメシアやアリッサムなど耐寒性が0℃前後の品種は特に今のうちの植え替えがオススメです!

●グラス類や宿根草 春頃にも出回りますが、根が十分に張る前に夏を迎えてしまうと暑さに耐えきれず元気がなくなってしまったり、蒸れて根腐れしてしまったりしてしまうことがあります。ですが、この時期から植えておくことで春~夏の開花期頃に充実した株に育ってくれます。「今あるおすすめの宿根草 カンパニュラ/ジキタリス/ゲウム/セントーレア/スカビオサ/フロックス/デルフィニウム/バーバスカム」

●植え替えの目安 根が張っている苗を植え替える場合、1.5号~2号大きな鉢に植え替えます。(写真の場合3号のガーデンシクラメンを5号の素焼き鉢に植え替え)植え替え直後は少し大きい気もしますが、今後の根の張るスペースを意識してあげると良いかもしれません。市販のプラポットのまま管理すると、冬場に冷え込み根が傷んでしまいやすくなります。洋服を着させてあげましょう。植え替えの際は 1、鉢底から土がこぼれないように鉢底ネットを敷き 2、鉢底石を鉢底が隠れるくらい敷き 3、花用の培養土を3分の1ほど敷き 4、花苗を中心に合わせて置き、周りと表面に培養土を入れていきます。

▲リキダス(活力剤) 寒さや暑さ耐性を付けるとともに、肥料では補えない微量要素を補ってくれます。おすすめです
冬にしか楽しめない植物もたくさんあります。寒さ対策をばっちりにして冬の園芸ライフを楽しみましょう!
以上1階花苗担当より