【初心者でも安心】バラ苗を買う時の選ぶポイントを解説/ブランド/おススメ品種
こんにちは、植木担当です。
バラに関して、前回は「そもそもバラとは」についてお話しました。
興味は出たものの、バラを選ぶときに「どうやって選んだらいいんだろう?」と悩んだりしていませんか?
今回のブログはバラ苗を選ぶ時のポイント、ブランドや品種についてまとめました。
ご覧いただければきっと自分にピッタリのバラが見つかるはず…!
| 目次
・バラ苗を選ぶ時のポイント ・バラのブランド ・バラの育てやすいオススメ品種 ・まとめ |
【バラ苗を選ぶ時のポイント】
選ぶ時期
バラ苗を探すとき、当店でオススメな時期は12月~2月です。
この時期になると畑で大きく育てられた大苗(おおなえ)が流通し始めます。
この大苗、根や枝が充実しており初心者でも育てやすいというメリットがあります。
品種も一番選べる時期になりますので、ラベルの写真を参考に選んでみてください。
もちろん5月頃も実際に開花した花の香りを嗅ぎながら選ぶことが出来るのでおススメの時期です。
▲冬は葉がなく枝だけの状態
▲開花期は売り場も華やかです
花色/花形
まずは素直に好みの花色や花形で選んでみましょう。
分かりやすい色味はもちろん、最近では繊細なニュアンスカラーも増えてきました。
花形もクラシックな剣弁高芯ところんとしたカップ咲きでは雰囲気もだいぶ異なります。
素朴で可愛らしい一重咲きやゴージャスな八重咲きもその印象を大きく変えるポイントのひとつです。
▲売場の花手水(はなちょうず)
香り
バラを育てるなら香りは外せないという方は多いです。
調べるとバラの香気成分は500にも及ぶそう…!
香りの種類もダマスクやティー、ミルラなどといった名前で分類されます。
開花期の園芸店やバラ園で香りを実際に嗅いでみて、自分の好みを見つけられるといいですね。
ちなみに、バラといっても品種によっては香りがほとんどしない品種も存在します。
そういった品種は花もちが良い傾向にあるため長く楽しむことが出来ます。
開花の性質
バラは元々春~初夏にかけて一度だけ咲く「一季咲き」の植物です。
ですが育種により春~初冬にかけて咲く「四季咲き」性を獲得しました。
何度も開花を楽しめる四季咲きが人気ですが、一季咲きの春の開花は目を見張るものがあります。
それぞれが持つ特性を理解することで理想のイメージに近づけることが出来ますよ。
サイズ/育ち方
品種によって最終的な樹高(木の大きさ)が異なります。
また、前回のブログでお話した系統にもあるようにツルが伸びる「つるバラ」も存在します。
鉢植えや花壇でコンパクトに育てるのか、壁やアーチに誘引してのびのび育てるのか、
ご自身の育てる場所に合ったバラを選ぶことがうまく付き合っていくポイントです。
▲壁に誘因したつるバラ
耐病性
簡単に言うと「病気に対しての強さ」のこと。
バラは園芸の中でも病気が多いというイメージを持っている方は意外と多いです。
ですが近年では品種改良も進み、耐病性が高い品種が多くそのイメージも変わりつつあります。
特に耐病性が高いものはラベルなどに書かれているので要チェック!
苗の良し悪し
大苗の状態で「重量感があり」「枝が堅く太い」苗が良い苗とされています。
特に花のサイズが大きい品種は太くてしっかりした枝の方が立派な花を咲かせます。
もし同じ品種でいくつか株がある場合は上記のポイントで選んでみましょう。
もちろん、スタッフにお声がけいただければおススメの品種をご案内させていただきます!
【バラのブランド】
世界中で日々新しいバラが生まれています。
新しいバラを作り上げることを「育種」と言い、バラを育種する人を「育種家」と言います。
育種家が作り上げたバラ達は総じて「ブランド名」が名付けられています。
「香りをより良く」「より病気に強く」「繊細な色合いに」などブランドによって育種の傾向があるのでバラ選びの参考になるはずです。
河本ばら園
岐阜県にある日本最大規模のバラ育種生産会社。花の美しさを最も重視した育種を行い、その個性と美を追求する姿勢は世界でもトップレベル。
京成バラ園芸
千葉県にある名門バラ育種生産会社。海外での知名度も高く、様々な方向性の育種を行う。
京阪園芸
大阪に構える名門バラ育種生産会社。香りや花もちの良い品種が多い。
ロサ・オリエンティス
埼玉県で精力的に育種生産をしている会社。「花の美しさと香り」という大前提を損なうことなく、耐病性や四季咲き性も追及している。
コルデス
ドイツにあるバラ育種生産会社。耐病性と美しさを兼ね備える品種多数輩出。
タンタウ
ドイツに構える名門バラ育種生産会社。花の魅力を大切にする育種方針。
デルバール
フランスに拠点を置くバラ育種会社。カップ咲きなどの可愛らしいタイプや、個性的な絞り模様が目を惹くタイプが有名。
メイアン
フランスで19世紀半ばから続く名門バラ育種生産会社。育種の方向は幅広く新奇性を追い求める。
デビットオースチン
イギリスにある世界的なバラ育種生産会社。オールドローズとモダンローズの魅力を共存させるような育種が特徴的。
【育てやすいオススメ品種】
初心者にもオススメの育てやすい品種をピックアップしてみました。
▲タフタ(河本ばら園)
ベージュからピンクの繊細な色合いが心を惹く四季咲き品種。トゲも少なめで扱いやすいのも嬉しいポイント。
▲しのぶれど(京成バラ園芸)
奥ゆかしい淡い藤色と花形から「和」を感じさせる代表品種。一房に中大輪の花を4~5輪付け、春は花が株全体を覆います。
▲ローブデゥレテ(京阪園芸)
朝焼けを思わせるグラデーションが美しい品種。花付き良く晩秋までしっかり楽しめます。
▲シェエラザード(ロサ・オリエンティス)
鮮やかなローズピンクに特徴的な花弁、エキゾチックな強香と魅力が尽きないイチオシ品種。
▲ストロベリーミスト(コルデス)
シックな葉色のテラコッタレッドの花色が映える個性的な品種。樹高も0.6~0.8mとコンパクト。
▲レイニーブルー(タンタウ)
ブルー系の繊細な雰囲気が人気の四季咲き性つるバラ。枝もしなやかで扱いやすいです。
▲マハネ(デルバール)
芳醇な香りと柔らかい白花が美しい四季咲きつるバラ。耐病性/樹勢ともに強くアーチやオベリスクに向いています。
▲シュガーキャンディローズ(メイアン)
オレンジからキャンディピンクの色合いがポップなまとまりの良い品種。鉢植えでもオススメ。
▲セプタードアイル(デビットオースチン)
シャクヤクのようにしべを包み込む花弁が特徴的な品種。丈夫で耐寒性もあります。
【まとめ】
いかがでしたでしょうか。
バラを選ぶポイントがわかると実際に探してみたくなりますね。
次回はバラの基本的な植え方や育て方についてのお話をしたいと思います。
皆々様のご来店を心よりお待ちしております。