今年の母の日は12日!プレゼントにもピッタリなバラ大苗のご紹介

こんにちは。

連休明けの練馬はしっとり雨からスタートです。

そんなゆったり雰囲気もつかの間、今週末12日(日)は母の日です!

今回は母の日のプレゼントにもぴったりなバラをご紹介致します。

「病害虫が多くて…」「剪定が難しそう…」などのイメージを持たれている方も多いかと思いますが、

近年では病害虫にも強い品種や便利な関連資材も多くございます!

しっかり知れば怖くない、香りも楽しめる王道のバラを育ててみませんか?


まずは売場の品種をご紹介!

▲開花の最盛期を迎えバラの香りが漂っています。

▲グランデアモーレ

高芯剣弁、正統派の赤バラ。
薔薇らしい花形は今でも根強い人気がありますね。
情熱的なお母様にぜひ!

▲アリュマージュ

オレンジやアプリコットの要素を含んだ、形容しがたい魅惑の花色が美しい品種。
品種名の由来は「点火」を意味するフランス語から。
耐病性も高く育てやすい!

▲コラーユ・ジュレ

透明感のある花弁がふんわり可愛らしい品種。
「サンゴ色のゼリー」という意味の名前も納得の色合い。
スイーツのようなこのバラはお菓子作りをされるお母様にいかがでしょうか。

▲シャンペトル

「田園風」を意味するフランス語からその名がついたピンク花の品種。
耐病性が高く剪定もほとんど必要なし、とにかくローメンテナンスなバラをお探しのあなたに!
鉢植えよりもお庭で奔放に育てるとその良さがでますよ~。

▲ディスタントドラムス

淡い茶色からピンクラベンダーのグラデーションが美しい四季咲き品種。
アンティークな色合いはやや曇りの日だとより一層引き立ちます。
比較的コンパクトなので鉢植えでベランダ栽培にも向いてます。

▲クチュールローズチリア

切れ込みある花弁がドレスのように幾重にも重なるシックなバラ。
主張しすぎないティ+ハーブの香りがなんとも上品でクラシカル。
美しさの中に芯の強さを持ったお母様に是非。

▲令の風

藤色の波状弁が涼し気な風を想わせる比較的新しい品種。
凛として美しいだけでなくトゲも少なく扱いやすいです。
既に多くのバラをお持ちのお母様にもピッタリ◎

▲ラ・ブロッシュ

シャンパンゴールドの花弁が目を惹く大人っぽくも可愛らしい品種。
中輪房咲きで可憐に咲く姿に、フランス語の「ブローチ」が由来の品種名も納得です。
アクセサリーのブローチと一緒にプレゼントしてもおしゃれですね!

▲アンドレ グランディエ

京成バラ園「ベルサイユのばら」シリーズより、愛の従者アンドレの名を冠した品種。
オーセンティックな花姿と柔らかなライトイエローに強さと優しさを感じます。
ベルばら好きな方にはもちろん、柔らかで明るい雰囲気のお母様にいかがでしょうか。

▲サハラ’98

黄色~オレンジの発色が美しい品種。
雨にも強く横張性のためフェンスなどに誘引しても楽しめます。
快活でいつも元気なお母様に!

▲アンナ・マリー・ド・モントラベル

ころころとした丸く白い花が可愛らしくも繊細なバラ。
妖精を思わせる見た目とは裏腹に生育旺盛な強健種。
主張しすぎず他の草花とも合わせやすいです。

▲ラ・パリジェンヌ

普通のバラでは…とお思いの方に複色のバラはいかがでしょうか。
四季咲き性で性質も丈夫、レモングラスのような爽やかな香り。
オシャレでハイカラなお母様にいかがですか?

▲シェエラザード

最後は個人的にオススメのイチオシ品種!
青みがかったローズピンクに波状弁咲き、まさに魅惑のバラ。
香りもダマスク+ティーにフルーツとスパイスの強香。
耐病性も比較的高め、鉢植えでも地植えでもオススメです。

実際の花色や香りを確かめながらご購入いただける季節、回転率も速めですので売切御免!


続いては基本的な育て方を簡単に。

【植え付け時期】

当店で主に扱っているのは大苗と呼ばれる2年生の苗になります。
植え付け適期は落葉後の12月~3月頃。
ですが、もし母の日用でご購入の場合は一番花が終わってから暑くなる前に、
8~10号程度に鉢上げ(もしくは地植え)をオススメ致します!
そうすれば夏のお水の管理も楽になり、秋に向けて根も伸びることができます。

▲バラ用のプラ鉢も2Fに取り揃えております。

▲スクエア型も倒れにくくて人気です。

▲用土はお好みでも大丈夫ですが「京成バラ園 バラの培養土」がおすすめ!

【置き場所】

品種により耐陰性も様々ですが、少なくとも3~4時間は日の当たる環境が望ましいです。
風通しも良いほうが病害虫対策にもなりますが、風が強すぎてもNG!
適度に明るく風通しが良い場所、人間にとっても心地の良い環境がベストですね。

【水やり】

「土の表面が乾いたら静かにたっぷりと」が基本になります。
何回も少しづつはNG!乾湿のメリハリをつけましょう。
時間帯は午前8時~10時がおすすめ、夏は乾き具合を見て必要ならもう1回あげましょう。
落葉時は乾きにくくなるのでよく観察するのがポイントです。

【肥料】

開花や枝葉の伸長にはエネルギーを使います。
特に鉢植えは肥料成分が抜けていきやすいので適宜補ってあげましょう。
ただしあげすぎには注意!花が開かなかったり虫が付きやすくなったりとデメリットも…

▲長く使える緩効性錠剤肥料が使いやすくておすすめです。

▲オーガニックにこだわるなら有機肥料のバイオゴールド!

【病害虫対策】

バラ栽培で病害虫はつきもの、切っても切れない存在です。
それでもしっかり対策すれば大きな被害は防ぐことができます!
手塩にかけて育てた株はそれに応えて綺麗に咲いてくれますよ。

病気には「殺菌剤」、害虫には「殺虫剤」を使用します。
昨今ではどちらも効果がある「殺虫殺菌剤」が登場し手間も軽減。
ただし!同じ薬を使い続けると抵抗性を持った害虫が現れるため
2~3種類の薬をローテーションするのがベスト!

▲害虫と病気に「ベニカXファインスプレー」

▲病気の治療効果も期待できる「ベニカXネクストスプレー」

▲ベニカと異なる成分が効く「アタックワンAL」

上記のスプレーをそれぞれ2~3回ずつ使いまわすとしっかり効いてくれます。

▲株元に撒く粒剤タイプも大変便利です、「ベニカXガード粒剤」

敵を知れば百戦危うからず、今回は割愛致しますが…
バラに多い病気や害虫の症状も調べておくと適切な対処が可能です。
予防と対策をしっかりしてバラを楽しみましょう。

【剪定】

また次の花を咲かせるために、コンパクトに管理するために剪定を行いましょう!
今回はざっくりした剪定のタイミングと方法をご紹介。

①花がら剪定
一番花が咲き終わった後に行います。
春から伸びた枝の半分を目安に、外側についている葉を残すようなイメージで剪定します。
よく言われる「5枚葉」の上で切るのもポイントです。

②夏剪定
9月頭に行います。
繰り返し咲きや四季咲きのバラ、なおかつ葉や根が充実している株が対象です。
秋へと向かうタイミングで剪定することで秋の開花のタイミングを揃えて楽しむことができます。
一季咲きや返り咲き性が弱い品種は剪定しなくても大丈夫です。

③冬剪定
1~2月頃に行います。
落葉後、春の開花に思いを馳せながら骨格を作っていきます。
系統や品種によりますが概ね半分~1/3程度になるように剪定しましょう。

母の日に贈られた場合はまずお花を楽しんでいただき、
咲き終わりに①の花がら剪定を行いましょう。
個人的には少し早めに剪定してお家で活けて楽しむのもオススメです!

▲キャッチ機能が付いていて剪定と収穫が同時にできるハサミもあったりします。


長い歴史の中で人々に愛されてきたバラ。
その香りや花色の美しさは日々進化を遂げています。
その関連資材も然り、おかげでより手軽に綺麗に育てられるようになってきました。

母の日に是非とご紹介致しましたが、もちろんいつでも誰にでもオススメのバラ!
ガーデニングの楽しさを味わえる王道のバラを育ててみてはいかがでしょうか?

以上1F売場からでした!

▲外売場の一角 「ルイーズオディエ」「バロンジロードラン」もきれいに咲きました!

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