【入門編】そもそも「バラ」ってどんな植物?歴史や系統を簡単に解説!

こんにちは、植木担当です。

皆様もきっとご存じであろう「バラ」という植物。

園芸の中でも愛好家が多く、一大ジャンルとして楽しまれています。

その歴史は長く、これまでにも世界中で多くの人々に愛されてきました。

このブログでは人とバラとのかかわりを簡単に解説!

これを読めばバラという植物が少し身近になるかも。

目次

・バラの基本情報

・バラの歴史

・バラの系統

・まとめ

【バラの基本情報】

「バラ」とはバラ科バラ属の落葉低木・つる植物の総称です。

原種は北半球の温帯地域を中心に200種程度が知られており、日本にも3種の代表的な原種が自生。

植物や花に詳しくない方でも知っている有名な植物で、‘花の女王’という別名も。

園芸店では春や秋を中心に開花している開花鉢や、冬に落葉した状態で並ぶ大苗として入荷します。

鉢植えや庭植えでその美しさや香りを楽しむことが出来ます。

【バラの歴史】

紀元前1500年頃の古代ギリシャには栽培されていたとも言われています。

かの有名なクレオパトラや皇帝ネロもバラを好んでいたとか。

日本で人気が出始めたのは明治以降、展示会やバラ園の普及により大衆にも少しづつ広まっていきました。

1990年には大阪で『国際花と緑の博覧会』も開催されガーデニングブームに。

近年では育種も進み育てやすい品種も増え、ますます広がりを見せています。

【バラの系統】

はじめに、初心者が育てる上ではそこまで気にしなくて大丈夫だと考えています。

流通している多くは近年育種された品種で育てやすく、好みで選んで大丈夫!

それでも系統を知ることで大まかな性質を掴むことができます。

大きく分けると(A)ワイルドローズ(B)オールドローズ(C)モダンローズの3つに分けられます。

ワイルドローズ

いわゆる原種や野生種といわれる種で環境適応力が高く、派手すぎない花や野趣あふれる雰囲気があります。

▲ロサ・ムリガニー

オールドローズ

1867年以前に作出された原種のバラを親に持つバラをオールドローズと呼びます。

その多くが春にだけ咲く一季咲き性、しなやかな枝は誘引するのに非常に向いています。

また香り高い品種が多く、優雅でたおやか、エレガントな花形が魅力的。

▲バロン・ジロー・ド・ラン

▲ルイーズ・オディエ

モダンローズ

1867年に作出されたハイブリッドティー種である「ラ・フランス」以降に開発されたバラをモダンローズと呼びます。

四季咲き性が多く、花の大きさや花数多いなど様々な特徴を持つ品種が存在しています。

そんなモダンローズの中はさらに下記のような分類で分けられます。

モダンローズの系統

ハイブリットティー(HT):四季咲きで大輪、華やかで豪華な花形が多い

フロリバンダ(FL):四季咲き中輪房咲き、お庭でほかの植物とも調和しやすい

ミニチュア(Min):四季咲き小中輪、可愛らしくナチュラルな花形が多い

つるバラ:一季咲きから四季咲きまで開花特性は様々、つるが伸び壁やフェンス、アーチなどに誘因に向く

シュラブ(S):上記の系統に属さないものをシュラブとすることが多く、その特性も様々

今もなお日本も含めた世界中で育種が進み、毎年新たな品種が生まれています。

▲ジョセフィン・ブルース(HT)

▲ファバージェ(F)

▲アンジェラ(つるバラ)アーチ仕立て

▲グラハムトーマス(S)

【まとめ】

いかがでしたでしょうか。

長い歴史の中で人々に愛され、様々な系統が生まれ今日に至るバラ。

その背景や流れを知ると見え方も少し変わるのではないでしょうか。

次回はバラを選ぶ際のポイントやブランド/品種のお話をしたいと思います。

皆々様のご来店を心よりお待ちしております。

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