春咲き球根について解説!~管理や夏越し方法まで~

こんにちは、1階花苗担当です。今回は、今見頃を迎えている球根についてご紹介いたします。街中を歩いていると花を咲かせている球根をちらほら見かけ、春を彷彿とさせてくれますね♪

はじめに球根植物とは 根や茎が変形し、養分を蓄える為の「球根」を持つ植物の総称。球根植物の中でも栄養の貯え方が異なります

例)チューリップ→「鱗茎」/クロッカス→「球茎」/カラー→「根茎」/ダリア→「塊根」

主に球根の中でも①春に植え付けて夏に咲く春植え球根(アマリリス、ダリア、アガパンサス) ②夏に植え付けて秋に咲く夏植え球根(リコリス、ダイヤモンドリリー) ③秋に植え付けて春に咲く秋植え球根(チューリップ、ヒヤシンス)の3つのパターンに分かれますが、今回は現在見頃を迎えている③の秋植え球根のご紹介をいたします。

●植えっ放しで毎年生えてくる球根

春に成長期を迎え、夏は休眠期に入ります。秋ごろの気温が下がってから目を覚まし始め、翌年の春に再度芽吹きます。夏の高温多湿を苦手とするため、植えっ放しでも大丈夫ですが可能であれば半日陰の風通しの良い場所に移動させてあげましょう。

○水やり  春の開花中は土の表面が乾き始めたらたっぷりと/夏になり地上部が枯れてきたら、土が完全に乾いてから夕方に軽く/秋ごろに気温が下がり始めたら、土の表面が乾いたら午前中に軽く

○肥料   春の開花中に緩効性の化成肥料を規定量。液体肥料の場合は開花中に2週間に1回ほど与えましょう。また、花が終わり葉だけが残っている4~5月頃のタイミングにも液体肥料を与えると翌年の花付きが良くなります

○植え替え 鉢植えの場合は1~2年に1回は植え替えをします、その際はお花用の培養土を使用しましょう。地植えの場合は2~3年に一回土壌改良してあげると尚良いです。

▲スイセン パッと明るい黄色や白が可愛らしいですね。背丈の高い品種から低い品種まで様々あります

▲ムスカリ コンパクトに育てられ、小さな花を次々と咲かせてくれます。青や紫色が有名ですが、白やピンクの花もあります

▲スノードロップ

▲原種系のチューリップ(品種改良が進んだチューリップは植えっ放しだと毎年咲かせるのは難しいかもしれません…)

▲ハナニラ(イエイオン)

▲ヒヤシンソイデス

▲ユリ

▲原種シクラメン(品種によっては難しい場合があります)

▲ラナンキュラスラックス

 

●夏に一度堀上げて、秋に再度植え付けると良い球根

夏の高温多湿を苦手とするため、植えっ放しだと蒸れて枯れてしまうことが多いです。その為、夏前に地上部が枯れてから堀上げ、球根の状態で風通しの良い所に保管します。秋ごろに気温が15℃を下回ってきたら再度植え付けます。

○水やり  春の開花中は土の表面が乾き始めたらたっぷりと//秋ごろに植え付けた後は土の表面が乾いたら午前中に軽く

○肥料   春の開花中に緩効性の化成肥料を規定量。液体肥料の場合は開花中に2週間に1回ほど与えましょう。また、4~5月頃の堀り上げる前にも液体肥料を与えると翌年の花付きが良くなります

○植え付け 4号~5号の鉢で、球根2~3個分ほどの深さに植えます。土はお花用の培養土を使用します。

▲アネモネ 案外驚きますが、アネモネも球根植物になります。ただ、よく見る球根とは違い、「塊茎」という養分を貯蔵する器官を生成します。

▲ラナンキュラス こちらもよく見る球根とは違い、「塊根」という養分を貯蔵する器官を生成します。

▲フリージア

▲ヒヤシンス(1つの球根から花芽は1つしか出ませんが、分球することで翌年にも花芽が上がります。分球した球根にもよりますが、年々花芽は小さくなってしまうことが多いです。)

 

いよいよ暖かくなり春らしくなってきましたね~現在、店頭には苗の状態の球根植物が並んでおりますが、球根単体での販売は12月~1月頃がメインになります。この機会に育ててみてはいかがでしょうか?

皆様のご来店、心よりお待ちしております。

以上1階花苗担当より

 

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