人気の小果樹ブルーベリーご案内!

こんにちは。
暖かくなりブルーベリーの花も咲き始めてきました。↑サンシャインブルー

今回は育てて楽しい収穫して嬉しいお子様から大人まで楽しめる育てやすい小果樹、ブルーベリーご案内します。
さて品種の選び方ですが、ブルーベリーはラビットアイ系とハイブッシュ系(ノーザン/サザン)があります。
それぞれ特徴がありますのでここはブルーベリー選びのポイントになります。↓

★ラビットアイ系
暑さに強いので温暖な地域でも育てることができます。
果実をつけるために、ラビットアイ系同士の異なる2品種以上必要です。近くに植えてあげましょう。
日当たり良い場所を好みますが、真夏の西日は根が焼けてしまうので陽射しを遮ってあげましょう。

★ハイブッシュ系(ノーザン/サザン)
一本でも比較的実が付きやすいです。
ノーザンハイブッシュ系は、暑さ・夏の乾燥に弱いので冷涼な地域の栽培に適しています。
サザンハイブッシュ系は、ノーザンハイブッシュ系を比較的暖かい地域でも栽培できるよう品種改良したもの。
同系統2品種以上で実付きよくなります。
(ノーザンハイブッシュ×サザンハイブッシュの組み合わせok)

まずはラビットアイのご紹介。

・ラビットアイ系
受粉しないことには実をつけないので花の咲く時期が合うように開花期の近いものを選びましょう。
早いものから(早生、中生、晩生)
早生×晩生の組み合わせは避けましょう。
▲ブライトウェル 早生
育てやすいです!

▲ホームベル 中生
果実は小さめ。栽培しやすく代表的な品種。

▲ウッダード 中生
大粒で香り良い。

▲ラヒ 晩生
完熟を待ちたい品種
受粉相性は8~10月と収穫期が長く楽しめる「ウィトゥ」や「ブルーマル」など。

▲ブルーマル 晩生

▲パウダーブルー 晩生
豊産性 粒揃よし!

▲ティフブルー 晩生
耐暑性つよい!

▲フロリダローズ 中生~晩生
熟しても実が紫色にならずにピンクになる珍しいブルーベリー。
香り高く豊産性で収穫時は白っぽく透明感をおびた完熟果を。

▲ピンクレモネード 中生~晩生
こちらもピンクが濃くて美しい品種。
ラビットアイ系とハイブッシュ系の交配種。(ラビットアイ系品種を近くに植えることで実付きがよくなります。)
甘みと酸味のバランスがまさにレモネード!?

▲一鉢大株あります樹高1.2m程(品種はティフブルー)
ブルーベリー狩り即戦力!
2~3年実をつけた古い枝は、勢いのある若い枝のところで切って更新。
剪定は外芽の上を意識しましょう。

では続いてハイブッシュ系のご紹介!

・ノーザンハイブッシュ
▲ウェイマウス 早生
かなり早い時期に収穫できるのが特徴。

▲ブルーレイ 中生
ノーザンハイブッシュ系の中でも味わいよく大粒の実がぎっしり。

▲ブリジッタ 中生~晩生
耐暑性あり育てやすいです。

▲チャンドラー 晩生
500円玉サイズの最大級の実が付く品種。食味よく食べ応え抜群それがチャンドラー!

・サザンハイブッシュ
▲オニール 早生
サザンハイブッシュの代表品種。直立性、甘くジューシーで大実!

▲サンシャインブルー 中生
一本でも実を付けやすく豊産性。
花の蕾が濃いピンクがかった色で、花も楽しめるそれがサンシャインブルー!

〇ブルーベリーの用土
ブルーベリーは酸性土壌を好みますので、地植えの際はピートモス、鹿沼土を使用して酸性にしましょう。
鉢植えの場合はブルーベリーの培養土を使いましょう。

▲ブルーベリー培養土置いてます。
ブルーベリーの培養土に多く含まれるピートモスは、はじめ乾燥しているので事前にバケツなどに入れ水と馴染ませてから使用しましょう。
これが意外と大切な作業になります。
ピートモスに水をかけると分かるのですが水をかけるとはじきます。なので水に馴染ませないままいざ水やりをすると鉢全体に水がまわっていないことがあります。


前年に伸びた枝の先端と、その下数節に花芽が付き結実するので剪定では先端をやたらと強く切り返さないように。
ただし植えて1~2年は花芽を切り株を充実させるのが基本です。もったいなく感じますが長い目で見て収穫量と株の負担を減らしてあげるために実のならせすぎには注意しましょう。

長くなりましたが、まずは抑えたいポイントをまとめると
・同系統の別品種(なるべく開花期の近いものを選ぶ)を2本以上混植する
・酸性土壌
・夏の陽射しを遮る(夏季の乾燥注意)

初心者の方でも育てやすい小果樹です。
生食はもちろんジャムにしてもグッドなブルーベリーを育ててお家でブルーベリー狩りしてみてはいかがでしょうか!
狩りといえば、
今週末の30日(土)、31日(日)は人気のビカクシダイベント「麋角狩」が開催予定です!
皆様のご来店お待ちしております。

以上植木売場からでした。

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