10月のフィカス講習会、多肉講習会イベントレポート
こんにちは2F観葉植物です。10月は観葉植物の講習会を2回行いました。10月12日、13日、14日は「第2回 観葉について学ぼう みんな大好きフィカスの育て方編」、10月26日、27日には「多肉植物の育て方講習会」と講習会が盛りだくさんでした!今回は講習会の様子をちょこっとご紹介したいと思います。それではいってみましょう!
▲フィカス講習会
フィカス講習会は、当日参加の方も多く皆様熱心にフィカスについて聞いています。講習内容は、基本的なフィカスの育て方、植え替えの方法、オススメの品種などについて話させて頂きました。
▲お水やりについて
フィカスはクワ科の植物で、観葉植物の中では初心者の方でも育てやすい植物になります。お水やりは基本的に土の表面がしっかり乾いたら鉢底から流れるまでたっぷり与えます。葉っぱにも霧吹きでまめに葉水を与えます。ウンベラータなど葉の薄いフィカスはハダニや埃が付きやすいので、特に葉水をした方がいいです。
▲置き場所について
置き場所はカーテンのレース越しの柔らかい光が入る場所が良いです。直射日光に当ててしまうと葉が焼けてしまいます。またフィカスは基本的に耐陰性の高い種類が多く、少し暗い場所でもある程度は耐えてくれます。さすがに暗すぎてしまうと生育不良が起きていまうので、本が読める程度の明るさは欲しいです。
▲植え替えについて
植え替えは基本的に2~3年に1回春~秋の間に行います。真夏は暑すぎてばててしまうので避けます。1回り~2回り穴の開いている大きな鉢に植え替えます。植え替える際は根鉢をほぐすように植えます。温度のある時期なら、フィカスの根は観葉植物の中では丈夫なので根っこを多少切って植え替えても大丈夫です。植え替えた後は、土の茶色い水が無くなるまでたっぷり与えます。
「枝を早く太らせたいです」、「剪定の方法を知りたいです」といった質問が多かったです。枝を早く太らせたい場合は、植え替えを毎年行い、枝を剪定したり、光、風に当てると時間はかかりますが徐々に枝が太っていきます。またフィカスは剪定を繰り返すことによって、形が作りやすい植物でもあります。切った枝の少し下から脇芽が出てきてどんどん伸びていきます。剪定の時期は気温が安定している4月頃に行うのが1番いいです。
▲多肉植物講習会
多肉植物講習会は、講習会を始めて以来初の予約満員となりました。サボテン、ユーフォルビア、ハオルチア、エケベリア、パキポディウム中心にお話しさせていただきました。
▲お水やりについて
多肉植物は基本的には、春や秋は鉢の中の土が完全に乾いたらたっぷり与えます。夏場は鉢の中の土が完全に乾いてから2,3日くらい空けて与えます。日本の夏は暑すぎてばててしまうので、春や秋よりはお水は控えめになります。冬場は月に1,2回暖かい日に湿る程度あげる、もしくは断水します。(※種類によってお水の間隔は変わります)
▲置き場所について
春~秋の間は、直射日光や雨ざらしにならない軒下が望ましいです。室内に置いてしまうと、光が足りなくて徒長が起きやすくなり不格好な姿になりがちです。冬場は室内に取り込みます。カーテンのレース越しの柔らかい光が入る場所が良いです。また冬場は朝、晩の冷え込む時間はお部屋の内側など暖かい場所に置いた方がいいです、室内管理する場合は育成ライトがあるといいです。(種類によって置き場所の環境は変わります。)
▲植え替えについて
基本的には2~3年に1回春~秋の間に行います。根っこをそこまで切らないで植えてあげるとその後の管理が行いやすいです。真夏は暑すぎてばててしまうので避けます。多肉植物用の水はけの良い土が好ましいです。冬場は温度が下がって根っこが出にくいので避けましょう。
「エケベリアの水の頻度が分かりません」、「ハオルチアがしわしわになってしまいました」といった質問が多かったです。多肉植物は観葉植物と比べると、お水は少なめでも大丈夫ですがやらなすぎも水枯れが起きてしまうので、エケベリアやハオルチアなどは、葉に少しシワがより始めたらお水やりのサインでもあります。
以上2F観葉植物でした。次回の講習会内容はなんなのか!?お楽しみくださいませ!