人気園芸YouTuberカーメン君も登場!果樹を育てる楽しさにふれる5日間「オザキフルーツパーク」イベントレポート
オザキフラワーパークでは、果樹の祭典「オザキフルーツパーク-育てよう、未体験の味。-」を、2026年9月19日(土)から23日(水・祝)までの5日間にわたり開催しました。
会場には、定番のレモンやブルーベリーから、珍しい品種まで、70種類以上の果樹が並びました。また、人気園芸YouTuberカーメン君のフリートークや、生産者・園芸家による講習会など、果樹にまつわるイベントも多数開催。長年の常連さんから初来店の方まで、多くの来場者でにぎわいました。
当日の様子を、ライターのレポートでお届けします。
計70種類以上の果樹がずらり。定番から変わり種まで揃う果樹売り場
オザキフルーツパークの会場には、定番のレモンやブルーベリーから、ドラゴンフルーツなどの変わり種まで、70種類以上の果樹がずらり。
果物の祭典にふさわしい充実のラインナップに、来場者は思い思いに買い物を楽しんでいました。
初心者でも育てやすい、四季成りのイチゴ
▲陳列棚に並ぶ、イチゴの苗

屋外の売り場に足を踏み入れると、陳列棚いっぱいにイチゴの苗がならんでいました。
中でも目立っていたのが、春から秋まで何度でも収穫できる「四季成り」の品種。甘みが強く、初心者でも育てやすい品種が数多く揃っていました。

▲奥にもたくさんのイチゴの苗があります
売り場の案内パネルでは、植え替え方法やたくさん実をつけるコツなど、イチゴを元気に育てるためのポイントが丁寧に解説されていました。
必要な道具も紹介されているので、初心者の私でも安心して育てられそうです。
定番のレモンから珍しいキンカンライムまで。種類豊富な柑橘類

▲1階売り場奥に位置する、果樹売り場
草花の販売コーナーを抜けて売り場を奥へ進むと、果樹の販売コーナーにたどり着きました。

▲レモンの果樹売り場。手前に並んでいるのは「マイヤーレモン」
売り場のいちばん手前にあるのは、初心者でも育てやすいと人気のレモン。鮮やかな緑の葉は観賞用としても魅力的で、思わず家に飾りたくなりました。
品種は、定番のマイヤーレモンから、スイートレモンやパキスタンレモンなどの珍しいものまでさまざま。売り場には生産者が厳選した「ピックアップ品種」の一覧も掲示されており、品種選びに悩んでいる方でも納得して苗木が選べそうです。

▲ベルガモットの果樹
さらに奥には、ベルガモットやフィンガーライム、キンカンライムなど、柑橘系の果樹がずらり。すでに苗木が育ち、青い実をつけているものも。収穫の日が今から楽しみになります。
プロの生産者が手がける、ブルーベリーやイチジクも

▲ブルーベリーの果樹
奥に並んでいたのは、『石黒ブルーベリー農園』の石黒さんが手がけるによる、ブルーベリーの果樹です。売り場では、ブルーベリーが元気に実をつけるための品種選びや育て方について解説されていました。
品種は、初心者向けの「ラビットアイ系」、甘みの強い「サザンハイブッシュ系」、大粒の実がなる「ノーザンハイブッシュ系」の3系統に分けて紹介されており、それぞれの品種がバランスよく陳列されていました。

▲イチジクの果樹
隣には、YouTubeチャンネル『園芸農家イシヅキちゃんねる』を運営するイシヅキさんのイチジクの苗が並んでいました。
大きくてかわいらしい形の葉っぱと、独特な形の実が特徴的で、すでに青い実をつけているものも。定番のドーフィンから、希少なゴールドファイガーまで、多様な品種が揃っていました。
オザキフルーツパークならではの多様な果樹

▲桃や柿、キウイなど、果樹がたくさん
ほかにも、桃や柿、キウイ、ザクロに柚子と、さまざまな果樹が並んでいました。売り場を歩いていた来場者からも「何これ、初めて見た!」「こういうのも、家で育てられるんだ!」と驚きの声が上がっていました。
カーメン君おすすめの園芸グッズ特設売り場も

▲2階正面の、カーメン君おすすめの園芸グッズ売り場
1階の果樹売り場で苗木を買った後は、店内へ。エスカレーターを2階へ上がると、正面には園芸超人カーメン君おすすめの、園芸グッズ売り場が広がっていました。
果樹の根張りをよくするための活力液「高濃度フルボ酸活力液 アタックT-1」や、夏の水切れ対策用資材「保水くん」、植え替え用の鉢など、果樹を元気に育てるためのアイテムが盛りだくさん。
「せっかく苗木を買ったので、丈夫に育てたい」と、商品をじっくり吟味する来場者の姿も見られました。カーメン君のファンだという来場者も集まっており、「カーメン君がおすすめするなら……」と、信頼を寄せているようでした。
雨にも負けず。果樹選びに心躍らせる来場者たち
開催初日はあいにくの雨でしたが、午前中から多くの来場者が足を運んでいました。
オザキフルーツパークを機に、初来店!
1階の果樹売り場を歩いていると、他県からいらっしゃったご夫婦に出会いました。
園芸に興味があり、都内のガーデンセンターを調べる中でオザキフラワーパークの存在を知り、シルバーウィークを機に初めて来店してくださったのだそうです。
「もともと柑橘系の苗木が欲しかったのですが、他にも見たことのない果樹がたくさんあって、心が揺れています」と、笑顔で話してくださいました。

▲ご夫婦が「初めて見たので気になる」と指差していた、クラブアップルの苗
カゴいっぱいに苗木を買っていたのは、ふだんからいろいろな植物を育てているという男性客。お目当てであるイチゴの苗に加えて、ご家族の好物だというアケビの苗も手に入れ、満足そうな様子でした。

▲来場者の買い物かご。左手前がイチゴの苗、右側がアケビの苗
横浜から1時間半かけて来店したという女性は、果樹を育てて3年ほどになるそうです。
「気になる果樹はありますか?」と尋ねると、売り場に並ぶキンカンライムを指さして「キンカンなのにライムって、どういうことでしょう?」と、興味津々でした。

▲女性客が気になっているという、キンカンライムの果樹
長年通い続ける常連さんも
売り場には、長年オザキフラワーパークに通い続けてくださっている常連さんの姿もありました。
近所から来場された女性は、「オザキフラワーカード(オザキフラワーパークの会員カード)も持っています!」とうれしそうにみせてくださいました。自宅の庭でもさまざまな草花を育てるほどの植物好きで、2週間前にも来店して買い物を楽しんだばかりだそうです。
レモンやブルーベリーなど、果樹全般が気になる様子で「どれにしようか迷っています!」と売り場を見て回っていました。
園芸超人カーメン君登場!ここでしか聞けないフリートーク

オザキフルーツパークでは、果樹にまつわるさまざまなイベントを実施しました。中でも一番の目玉が、初日に開催されたカーメン君によるフリートークです。
11時と14時の2回開催で、どちらも事前予約枠があっという間に埋まる人気ぶり。若い方からシニア世代まで幅広い年齢層が集まり、会場は大盛況となりました。
大人気園芸YouTuberの登場に、会場が大興奮!
最初に登場したのは、株式会社花ごころ社員で、カーメン君の「公式パクリキャラ」としても知られるカジメンくん。今回のフリートークで司会を務めます。
続いてカジメンくんの掛け声を合図にカーメン君が登場すると、会場からは大きな歓声が上がりました。

▲カーメン君(写真左)・カジメンくん(写真右)
自分で育て、食べる幸せを。果樹に注目する理由
園芸YouTuberとして5年ほど活躍しているカーメン君ですが、果樹に注目し始めたのは、ここ1年ほどのことだそう。その理由について「『自分が育てたものを食べる幸せ』を、手軽に味わえるから」と語りました。
天候や害虫の影響で管理に手がかかる野菜と違い、果樹は根付いて2〜3年もすればあまり手がかからなくなり、実の数も増えていくといいます。
家族の思い出にも残りやすく、剪定で高さを3m程度に抑えれば、今の住宅事情でも植えやすいとのこと。「日本のシンボルツリーをすべて果樹に変えたい」という構想も明かしてくれました。
「植物は枯れるもの」。果樹栽培で大切にしたい考え方
植物を買うとき「枯らしてしまったらどうしよう」』と不安になる人は少なくありません。そんな声に対して、カーメン君は「植物は枯れるものだ」と言い切ります。
「うまく育てられたときは思い切り喜び、枯れてしまったら学びに変えて次に挑戦すればいい」。カーメン君の前向きな言葉に、深くうなずく来場者の姿もありました。
また、果樹を育てるうえでは「まずは“木”を育てることが大切」とも話していました。早く実をならせようとすると木が弱り、せっかくの実も落ちてしまうそうです。苗を買ってから最初の2〜3年は「木を大きく育てる期間」だと強調していました。
果樹を育てていると思わず実なりが待ち遠しくなってしまいそうです。それでもまずはグッとこらえて、木を育てることに専念する。私にとっても大きな学びになりました。
選定に肥料、おすすめグッズも。果樹を楽しく育てる知識を共有
その後は、苗木の剪定や、成長段階に合わせたおすすめの肥料・グッズの選び方など、実践的な知識も惜しみなく教えてくれました。

▲実際に果樹を見せながら解説するカーメン君
最後は、オザキフラワーパークに並ぶ果樹の中から、カーメン君おすすめの品種を紹介。「ふだんはどんな植物を育てているんですか?」と客席に呼びかけ、来場者との対話を楽しむ場面もみられました。
終始笑いや拍手が起こり、あっという間の1時間。フリートーク後は、カーメン君との撮影タイム。一緒に写真に収まる来場者の嬉しそうな様子が印象的でした。
「肩の力を抜いて、果樹の栽培を楽しめそう」笑顔で話す参加者の声
トークの直後に感想を聞かせてくださったのは、オザキフラワーパークによく来店されているというおふたり。
自宅でイチジクなどを育てているそうで、「『まずは木を育てよう』というお話が、とても勉強になりました」「『枯らしてもいい』と聞いて、肩の力を抜いて果樹の栽培を楽しめそうです」と話してくださいました。
続いて声をかけたのは、自宅で観葉植物をいくつも育てているという姉妹。オザキフラワーパークのイベントやワークショップにもよく参加してくださる常連さんです。
「キンカンやライム、イチジクが気になったので、これから売り場を見てこようと思います!」と、ワクワクした様子で話してくださいました。
学んで、育てて、味わう。果樹イベント・ワークショップが盛りだくさんの5日間

オザキフルーツパーク2日目以降も、果樹にまつわるイベントが目白押しでした。
レモンやブルーベリーなど、果樹ごとの育て方をプロから学べる講習会や、実際に植え付けを体験できるワークショップなど、多彩な企画が開催されました。
レモン研究家・国吉純さんのレモン講習会
9月20日(日)には、園芸家・レモン研究家の国吉純さんによる講習会が開催されました。2026年7月に刊行された書籍『レモンの島 今日もあの味と笑顔に会いに行く』の出版を記念した、特別な講習会です。

講習会では、国吉さんが17年にわたって通い続けている広島・尾道の「レモンの島」の様子や、ベランダでレモンを育てるコツが紹介されました。レモンの活用法など、暮らしにレモンがあることで広がるライフスタイルについても語られ、レモンの魅力をたっぷり味わえる時間となりました。

当日は協賛のフマキラー株式会社による園芸薬品の相談会と豪華プレゼントがもらえるじゃんけん大会も行われました。
カジメンくんのいちご講習会
同じく9月20日(日)には、株式会社花ごころのカジメンくんによるいちご講習会も開かれました。毎回40〜50名が集まる人気の講習会で、オザキフラワーパークでは今回が3回目の開催となります。
テーマは「おうちでできるイチゴ狩り」。たくさんの実をつけるための栽培ノウハウや、初心者がつまずきやすいポイントが、わかりやすく解説されました。
過去にイチゴ栽培で失敗した方のリベンジにもぴったりの内容でした。「イチゴの栽培は難しそう……」と二の足を踏んでいる方でも、気軽に参加できる雰囲気の講習会でした。

フィンガーライムジャパン仲平さんと学ぶ!フィンガーライムの世界
9月22日(火)には、フィンガーライムジャパンの仲平豊実さんによる講習会が開かれました。
「森のキャビア」とも呼ばれる希少な果樹、フィンガーライム。どんな果樹なのかという基本から、魅力や育て方、品種ごとの違いまで、専門家から直接学べる貴重な機会となりました。

参加者限定で、「レッドシャンパン」「ピンクアイス」「クリムゾンタイド」など6品種の試食も実施。栽培をサポートするチラシも配られ、これからフィンガーライムを育てる方にとって心強い内容でした。

イシヅキさん・石黒さんによるイチジク・ブルーベリー講習会
最終日の9月23日(水)には、イチジク・ブルーベリー講習会を開催。講師はYouTubeチャンネル『園芸農家イシヅキちゃんねる』を運営する石附農園さんと、ブルーベリー生産のプロである石黒ブルーベリー園さんです。

昨年も満席となった大人気企画で、今年も満席に。生産のプロから直接イチジクとブルーベリーについて学べる貴重な機会となりました。
同日にはお二人による相談会・販売会も開催。生産者に直接質問しながら、自分にぴったりの苗を選べる一日となりました。

体験ワークショップ|いちごの植え付け
9月21日(月)から23日(水)の3日間、1階の生花店『Rafflesia(ラフレシア)』横で、スタッフによるいちごの植え付けワークショップが開かれました。
予約不要(参加費980円・税込)で、実際に土にふれながら、気軽に植え付けを体験できるのが魅力です。いちご講習会で学んだ内容を実践に移せる、体験型の企画でした。

未体験の味を、家で楽しむ。果樹の魅力にふれたシルバーウィーク

シルバーウィークの5日間にわたって開催された「オザキフルーツパーク」。長年通い続ける常連さんから、イベントをきっかけに初めて来店した方まで、多くの来場者でにぎわいました。
珍しい果樹に目を輝かせたり、どの苗木にしようかと頭を悩ませたり、講習会でプロの話に耳を傾けたり。来場者はそれぞれのかたちで、果樹の魅力にふれていました。
私自身も「この果物が家で育てられるんだ!」という発見や、これまで知らなかった果樹との出会いがあり、果物の祭典ならではの驚きとわくわくを味わえました。カーメン君の「まずは木を育てる」という言葉を胸に、いつか自分で育てた果物を味わってみたいと思います。
オザキフラワーパークでは、今後もさまざまなイベントを開催予定です。創業から半世紀以上、自然と向き合ってきた園芸店ならではの本格的な園芸イベントに、ぜひ足を運んでみてください。
>>イベント情報は、オザキフラワーパーク公式サイト内「News」にてお知らせしています
【オザキフラワーパークについて】
“Feel the Power of Plants”(感じよう!植物の力!)
オザキフラワーパークは東京・練馬区から日本中に園芸文化を発信する、都内最大級のガーデンセンター。
花苗や観葉植物から珍植物まで、あらゆる植物を取り扱うほか、爬虫類・両生類・熱帯魚などに出会えるアクアリウムコーナー、カフェ「GROWERS CAFE」も併設。まるでジャングルのような空間で植物と生き物の世界をまるごと楽しめる「体験型店舗」として、地域の親子連れから園芸ファンまで幅広く親しまれています。(入場無料)
■ 店舗情報
店舗名:オザキフラワーパーク
所在地:〒177-0045 東京都練馬区石神井台4-6-32
営業時間:9:00~19:00 ※イベント開催時間は各企画の開催概要をご確認ください
定休日:年中無休(1月1日・2日ほかを除く)
アクセス:
・西武新宿線「武蔵関駅」北口より徒歩15分
・吉祥寺駅北口4番のりばより西武バス「都民農園セコニック行き」「大泉学園駅行き」「セコニック経由 新座栄行き」のいずれかに乗車、「関町北四丁目」下車徒歩12分
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