ハーブの女王「ラベンダー」の入荷情報
こんにちは。
本日もご来店ありがとうございます。
暑さのピークも過ぎ、秋のガーデニングシーズン到来です。
その香りの良さから「ハーブの女王」と呼ばれるラベンダー。
地中海沿岸を中心に生息するシソ科のハーブです。
ハーブコーナーに色々な品種の苗が入荷致しましたので、系統別にご紹介します。
アングスティフォリア系(イングリッシュラベンダー、コモンラベンダー)
ラベンダーの代表的な系統で、香りが強く、耐寒性が強いため北海道で広く栽培されています。
その反面、高温多湿に弱いので東京等の暖地で育てるのが難しい上級者向けの系統です。
鉢植えの方が、置き場所を変えて梅雨の長雨や夏の強い日差しを避けることが出来るので、
管理がしやすいと思います。
株を充実させて苦手な季節を乗り切るためにも、秋が植え付けのベストシーズンです。
▲イングリッシュラベンダー・オカムラサキ
香りが良く、香料として利用されます。
ドライフラワーやポプリにオススメです。
▲長崎ラベンダー・リトルマミー
長崎県が開発したイングリッシュラベンダーです。
比較的暑さに強い品種です。
初夏(5~6月)と秋(9~11月)の二期花を楽しむことができます。
▲イングリッシュラベンダー・ヒドコート
深い紫色の小花を密に咲かせる香りの良い品種です。
ドライフラワーに最適で、乾燥させてもきれいな色を保ってくれます。
ラバンディン系
イングリッシュラベンダーとスパイクラベンダーの交雑種です。
暑さや寒さに強く、丈夫で育てやすいです。
暖地や初心者の方にオススメです。
▲ラベンダー・フェノミナル
暑さや寒さに強く、とても丈夫な品種です。
香りの良い青紫色の花を長く楽しむことができます。
ハーブコーナーにあるのは4号鉢です。
▲植木コーナーでは、一回り大きな5号鉢があります。
▲ラベンダー・グロッソ
ラバンディン系の代表的な品種です。
暑さや寒さに強く、丈夫で育てやすいです。
香りも強く花茎が長く伸びるので、ラベンダースティック等のクラフトに最適です。
ストエカス系(フレンチラベンダー)
ウサギの耳に似た花穂が可愛らしいラベンダーです。
紫、白、ピンク等花色が豊富で、ドライフラワーや押し花として楽しむことができます。
香りは他の品種より控えめです。
暑さには強く、寒さには少し弱いです。
▲フレンチラベンダー・ストエカスワイン
花色のワインレッドと苞葉の淡いワイン色のコントラストがキレイな品種です。
▲フレンチラベンダー・アボンビュー
花色は暗紫色で苞葉は赤紫色です。
花穂が長く、草丈80㎝ほどの大株になります。
花付きが良い品種です。
プテロストエカス系(レースラベンダー)
細かい切れ込みの入ったレース状のきれいな葉が特徴です。
観賞用として、春から秋(真夏を除く)にかけて開花します。
寒さに弱く、冬は室内又は霜が当たらない場所で管理して下さい。
▲レースラベンダー・ミンティアイス
透明感のある青みがかった白花種です。
耐寒温度が約5℃なので、冬は霜が当たらない場所で管理して下さい。
こちらの品種は花苗コーナーにあります。
今回入荷した内の一部ですが、オススメの品種を紹介致しました。
花色、花形、香り、草姿、品種によってさまざまな個性があるラベンダー。
お気に入りの株を育ててみてはいかがでしょうか。
以上、ハーブ担当でした。