今週のショーケース Anthurium warocqueanum

こんにちは。
急に寒くなりましたが皆さま防寒対策は大丈夫でしょうか?
特にサトイモ科植物オーナーの方、ご注意ください。
植物防寒アイテムや室内取り込んだ際の簡易温室、育成ライトなども揃えています!


急ですが中々お目にかかれない商品ですがたまたま入りましたのでご紹介、管理が大変な時期に気難しい植物ですみません!
導入ご検討の方は栽培環境、ご確認ください!

■アンスリウム・ワロクアナム Anthuriumu warocqueanum
アンスリウムの女王としても名高いワロクアナム。
ベロア質感の長葉に明るい葉脈、とても上品で、原種アンスリウムの中でも非常に人気の高い品種です。
(写真の株はちょっと色目濃いけど多分基本種)

毎回即完売の人気種ですが品種自体はとっても気難しいところが…
アンスリウム王様枠、ベイチーと比べてもやっぱり整える環境条件の要求が多い気がします。
クリスタリナムやフォルゲッティとはちょっと難易度が別次元のイメージです。


★ワロクアナムの How to 管理★

①湿度について
常湿ではなかなか難しいです。葉の外側のフチが白っぽく枯れ込んできたら湿度不足の可能性あり…。
海外の栽培案内などではよく80~90%以上と書かれていますが、
70%以上でマメに霧吹きしてあげれば固めの葉っぱで徐々に環境に慣れていく印象です。
外国産の株、抜き苗の状態でゲットした場合はさらに条件はシビアになります。
②温度について
一番問題のない温度帯は20-25℃くらいでしょうか。
35℃近くなると高温障害で具合が悪くなります。
15℃切ると生長が止まります。10℃切るとちょっと危険かもしれません。
明確な休眠機能があるわけではないので冬の間も水をやらないわけにはいきません。冬は是非暖かい環境を整えましょう。
株の体力や水やりの加減などで多少温度レンジは幅が持たせられます。
③水やりについて
高温多湿の世界のものですが前提として着生植物です。
植え込み材にもよりますがジャバジャバ水やりをしているとけっこう腐ります。
「植え込み材をカラカラにしない」ことを念頭にメリハリのある水やりが基本です。
葉っぱはビシャビシャでOKですが水やりはメリハリ付けてを実施しましょう。

参考画像➡過去の取り扱いBIG SIZE ワロクアナム

その他いろいろコツもありますが、適切な管理で育て込めば葉っぱ一枚70cmも夢ではないかも!


★Let’s Try! 私もワロクアナム!★

まだ小さな株ですが入荷後2.3枚展開してますので状態的には安定しています。
ここからしっかり大きくしていく用の苗です。
入荷時「ダークフォーム」とありました。大きくなると葉の色はダークナローに近くなるのではないかと勝手に思っています。
状態の良いものから順次出していきますので栽培環境と合わせてぜひこの機にご検討ください!

参考画像➡過去の取り扱いAnthurium warocqueanum Dark Narrow form

 

週末も寒いのか暑いのかわかりません。
人間も植物も、体調に気を付けてお過ごしください!
お待ちしております。

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