土を使わない栽培方法!?ハイドロカルチャーのご紹介

ようやく暖かくなり、過ごしやすい気温となってきましたね♪桜の蕾も膨らみ始め、開花が待ち遠しいです。
さて今回は従来の育て方とは少し違った、土を使わない栽培方法「ハイドロカルチャー」のご紹介です。

 

ハイドロカルチャーとは、培養土の替わりに石や人工土を使い、グラスなど穴の開いていない容器で育てる栽培方法です。土よりも虫がわきにくい水やりが楽置き場所に困らない大きくなりにくい見た目がおしゃれなどの利点があります。

育て方としては、直射日光の当たらない明るい場所で管理し、容器の3~4分の1ほど水を溜め、乾いたらまた水をあげます。ポイントは常に水を溜めているのではなく、乾いたらあげるという点です!

ガラスの容器であれば水位が目視でわかるため必要ありませんが、コップなどに植えている場合は水位計を使うと便利です。

ハイドロカルチャーに使えるポット苗もご用意しております。鉢底から根が出てくれる構造のポットの為、そのまま植えても大丈夫です。植え替えに自信がない方でも問題なし!植えたいグラスやカップがある方にもおすすめです。

▲リサイクルコーン

ここからは、いざ植える際に土の替わりとなる資材のご紹介です。こちらは粘土を高温で焼いたものをリサイクルして作成している為エコです。軽い素材と高い保水性の特徴を持ちます。カラーバリエーション豊富です。2~3年ほどで粒がつぶれてしまうことがあります。

▲ゼオライト

天然鉱石の素材で、脱臭効果や水質浄化効果などがあります。硬質で型崩れしにくく、西洋風な印象を与えてくれます。オレンジと白の二色あります。

▲ハイドロボール

粘土を高温で焼いたボール状の石で、ハイドロカルチャーに置いて最もスタンダードな素材。一つ一つの石には細かい穴がたくさん空いていて、その中に取り込まれた空気が植物に酸素を供給します。見た目も土に似ています。

▲炭

そうです。皆様よくご存じのあの炭です。防臭、浄化効果があります。またシックな黒は落ち着きのある雰囲気にしてくれるとともに、植物を引き立ててくれます。

基本的に栄養剤は上げなくても大丈夫ですが、上げた方が大きく元気に育ってくれます。ハイドロカルチャー用の栄養剤を成長期の春と秋に1~2週間に一回あげましょう。

見た目もオシャレで管理が楽なハイドロカルチャーは贈り物としても人気です。日頃お世話になっている方にプレゼントしてみるのも良いかもしれませんね!

ポイントを押さえて楽しい植物ライフを!

以上観葉植物担より。

 

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