冬を明るく!お花の寄せ植えを作ってみませんか?
こんにちは。外は寒いですが、寒いからこそ冷たい外気に触れながら露天風呂に入る気持ちよさに気づいてしまいました。ただ、そんな気持ちの良い温泉に入りつつもやはり植栽を見てしまう花苗担当でございます。
さて、今回はご要望の多い「お花の寄せ植えをつく際のポイント」をお話しさせて頂ければと思います。酔え上を作ってみたいという方はもちろん。プレゼントや、少し工夫してお花を植えてみたいという方にも見て頂けますと幸いです。

▲色相環 色の変化を円環状の並べたものです。寄せ植えを作るうえで大切なことの一つ目はやはり「色」です。メインの花の色の周辺2~3色で揃えるとまとまりの良い色使いの寄せ植えになります。お花の色選びで不安に思った際は、同系色でまとめればまず間違いはないでしょう。今回はこの色相環を基にお話しさせて頂きます

●次に「季節感を重視する」ということです。(スキミヤ/イベリス/ガーデンシクラメン赤)クリスマスが近いということもあり、冬の色と言えば赤を連想される方も多いのではないでしょうか。インパクト重視する場合は赤いシクラメンやポインセチアを。少し大人に仕上げたい場合にはスキミヤなどがおすすめです。また、色相環のどこにも属さない「白」はメインの花を強調させるとともに全体のバランスを整え、モダンで清楚な印象を与えてくれる役割を持ちます。

●白い花で清楚なクリスマス感を演出できます。クリスマスカラーと聞いて白を連想される方も少なくはないと思います。先ほどメインを引き立たせるための白とご紹介しましたが、もちろん白のみの寄せ植えも清楚でおすすめです。その際注意することは「色味、形、高さの違う同色を使う」ことです。同色でも花弁の大きさや咲き方、形や高さを変えるとそれぞれが引き立ってくれます。

●シルバーリーフと合わせると、ラブリーな印象を与えつつも冬を演出できます。

●あえて反対色の花を合わせる。先ほどの色相環でいうと紫と黄色は反対色ですが、コントラストが生まれメリハリを付けることが出来ます。その為、メインを引き足せたい時におすすめです。その際注意することは「中間色をいれる」ことです。メリハリを付けすぎたくない場合におすすめです。今回の場合、紫と黄色の中間色の役割を緑の葉が担ってくれています。

▲ロータス/ジャスミン/コロニラ/アルテミシア 他にもウエスロリンギアやロニセラなどライムグリーンのカラーリーフはピンクや赤、紫、青の花をより引き立ててくれます。分割できる株もあるため、寄せ植えに散らしてみても良いですね

●花の向きや今後の生育を予測する。写真のアイビーの新芽が右向きに伸びている為、左側に植えると良いでしょう。お花を植える際も花や株の向きを正面に揃えるとより良くなります。

●植物を鉢に植える際の高さの比率は、鉢と植物が1対1.5もしくは1対2ほどにすると綺麗に見えます。長い鉢には高さ出しの植物を、浅い鉢には低くボリュームのある植物を植えると良いでしょう

既に完成されている寄せ植えも沢山ございます!是非ご覧ください
寄せ植えにして、さらにお花を良く見せちゃいましょう♪
皆様のご来店、心よりお待ちしております
以上一階花苗担当でした