いまさら聞けない!今流行りのビカクシダのあれこれを徹底解説!!

こんにちは。2F観葉植物担当です。
今回は、巷で噂のビカクシダについて徹底解説!流行ってはいるけど育てられるか不安…そもそもビカクシダってどんな植物?というようにお悩みの方必見の内容となっていますので是非ご覧ください!

■ビカクシダとは?

ビカクシダとは、ウラボシ科 ビカクシダ属のシダ植物になります。アフリカやマダガスカル、東南アジアなどに幅広く自生しており、別名でコウモリランという名前でも見かけることが出来ます。原種が18種類あり、これらの原種を選抜、掛け合わせていくことで新たな品種が日々作り出されています。

■ビカクシダの基礎知識

ビカクシダは大きく分けて二種類の葉っぱに分解することが出来ます。

・胞子葉 前面にせり出すように、または垂れ下がるように生えている葉っぱを胞子葉といいます。光合成を行うほか、株が成熟してくると葉裏に茶色い胞子をつけて、子孫を増やす働きをしています。

▲胞子葉の形・サイズは様々で、品種ごとに魅力的な葉姿を楽しむことが出来ます!

▲こちらが胞子をつけている姿。最初は薄橙色ですが時間がたつにつれ、色が濃くなって胞子が熟していきます。

・貯水葉 株元を覆うように展開する葉で、株の活着を強固にすると同時に、年輪の様に枯れた葉が重なり合うことでその間に根を張る助けをしています。また名前の通り、水分を蓄えておく働きも持っており、スポンジ質の肉厚な葉が水分を保持してくれます。※注意!!貯水葉は枯れてもなお上記の働きを持つため、枯れても自然に落ちてしまうことはありません!色が茶色くなってきても基本的にはいじらずにそのまま残してください!

▲ダイナミックに立ち上がった貯水葉 自然界では貯水葉で落ち葉等をキャッチして、株を育てるための栄養としています!

▲余談ですが、解説した二種類の葉は、中心の生長点というおへその部分から生えてきます。こちらの生長点は傷ついてしまうと、最悪の場合新しい葉っぱが出てこなくなる場合もありますので取り扱いには十分注意しましょう!また、生長点の状態が、そのビカクシダの状態の良し悪しが分かる一つの基準となりますので、ビカクシダを選ぶ際には必ずチェック!

■ビカクシダの選び方

ビカクシダは既に板についている状態か、ポットに植わってる状態で売られていることがほとんどです。個人的には、初心者の方は板付けされているものを買うことをお勧めします。ポットのモノは板に付けて育てたい場合、着生用の板、水苔、針金など準備が必要であるため、それらの手間を省くことが出来る他、ある程度、どのように仕立てたいかイメージが湧いてから板付けをする方がスムーズに作業が出来るでしょう。ポットのモノを選ぶメリットとしては、着生させる板、水苔の量、全体的な仕上がりのサイズ感等を自分好みにカスタマイズできることにあるでしょう。ビカクシダのお手入れに慣れてきたら自分で板付けにチャレンジしてみましょう!

▲すでに板についているビカクシダ 木の板ではなく、コルクについているものも

▲ポットに植わっているビカクシダ サイズがまだ大きくない株についてもポットで販売されていることが多いです

▲またまた余談ですが、苔玉仕立てのビカクシダも大人気 ビカクシダを吊るして育てたい方にピッタリ!

■ビカクシダの育て方

・置き場所 明るく風通しの良い室内 強い直射日光に当ててしまうと葉焼けしてしまうので注意が必要!風が弱いと根腐れの原因になるためこちらについても要注意!

・水やり 水苔が乾いたらたっぷりと バケツに水を張ってつけてあげるか、シャワーでの水やりがオススメ!

・肥料 春~秋にかけて月に2回ほど液体肥料を与える 板付けの際にマグアンプなどの固形肥料を混ぜ込むのも効果的!

・温度 15~25℃ 最低での10℃以上はキープしたいところです。

以上がビカクシダの基礎的な情報となります!今までの知識を踏まえたうえでオザキフラワーパークのビカクシダコーナーをチラ見していきましょう!
通路一面が大量のビカクシダに囲まれていて、ビックサイズの株がお客様をお出迎えしています!

超巨大なビカク玉が中央に鎮座していて圧倒の存在感…!

▲鹿の角の様な胞子葉が大人気のリドレイ! 難しい品種ですが是非チャレンジしていただきたい!

以上、2F観葉植物担当でした。今週もよろしくお願いします。

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