オザキ社長の「今シーズンのイチオシ」【2021年・春〜初夏編】

オザキフラワーパーク代表・尾崎明弘が今シーズンのおすすめ品種を紹介! 生産者たちが手塩にかけた最新品種から、社長の個人的なイチオシまで、幅広いセレクトでお届けします。どんな植物を買うかで迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

オザキフラワーパーク代表・尾崎明弘

1969年生、東京都出身。2007年より株式会社オザキフラワーパーク代表取締役社長。首都圏最大級の品揃えを実現しつつ、地域に根付いた店づくりを信条としている。お気に入りの花はセントポーリア。 

SNS映えなら「ももいろハート」に「あずきフラッペ」

今シーズンで推していきたいのは、キュートな花びらが特徴の「ももいろハート」と「あずきフラッペ」です。

「ももいろハート」の特徴はその名の通り、白い花びらに浮き上がるピンク色のハート模様。「あずきフラッペ」は鮮やかな紫ですが、咲き進むにつれて白色の部分がじわじわと広がっていきます。どちらもSNS映え間違いなしですね。

ちなみにこの二種は、生産者のサントリーフラワーズさんがペチュニアを品種改良して生み出したサフィニアという品種です。シーズンごとに新作が出るので、毎年どんな模様になるのか、私も楽しみにしています。こうした変わり種のペチュニアは、サントリーさんだけでなく、サカタさんやミヨシさんなど、各メーカーが競って開発に取り組んでいます。ぜひお気に入りを見つけてみてください。

店先の花壇にたくさん植えられた「ももいろハート」や「あずきフラッペ」は、ゴールデンウィークを過ぎた頃に一斉に咲き始めるでしょう。売り切れてしまうことも多いので、気になる方は早めにチェックしてみてください。

ももいろハート 

 

あずきフラッペ

白、黄、青──好みの色がきっと見つかる

春から初夏は、まさに花の旬。植木場コーナーでは、さまざまな色のお花が楽しめます。なかでも上品な白い花が人気の品種が、ビバーナムティナスです。夏以降にきれいな青い実をつけるよう育てるには、ちょっとしたコツがありますが心配はご無用。当店でアドバイスいたしますので、お気軽にお尋ねください。

ビバーナムティナス

 

花苗のコーナーは旬のものばかりでとても賑やか。ゼラニウムにガザニア、マーガレットと、色鮮やかで芳香の豊かな品種がずらりと並びます。眺めているだけでも楽しいはずですので、ふらっと遊びに来てください。

珍しいものだと、ストロベリーカラーのマリーゴールドも人気です。マリーゴールドと言えばオレンジや黄色が定番ですが、この品種はイチゴのような濃い赤が特徴。時間が経つと次第にオレンジ色に変化していくので、色のバリエーションも楽しみのひとつです。

ストロベリーカラーのマリーゴールド

 

花木では、オオデマリもこれからの季節にぴったりです。珍しい緑色の花弁が、初夏にかけてだんだんと澄んだ白色に変わっていきます。育てやすさもあって人気の品種です。

オオデマリ

 

気温が上がるにつれて、さわやかな青色の花も人気が出てきます。特に、初夏に旬を迎えるネモフィラや定番のワスレナグサなど、小ぶりな青い花を敷きつめるように植えていくととても見栄えがしますよ。

ネモフィラ

 

ワスレナグサ

香りを楽しむガーデニングエリアも準備中

今季からは、ハゴロモジャスミンの紹介にも力を入れています。赤いつぼみと白い花のコントラストも素敵ですが、最大の特徴はなんといってもその香り。「これぞジャスミン!」と呼べるようなすばらしい芳香の多年草で、家屋の外壁や敷地の塀に這わせれば、毎年の楽しみとなるでしょう。一度植えたらどんどん増える丈夫な品種なので、初心者にもおすすめです。

ちなみに、植木場コーナーは現在イングリッシュガーデンとして改装中です。ハゴロモジャスミンが一帯の壁を覆うまでに育てば、いい匂いに包まれながらベンチでリラックスできる空間になるでしょう。小川を設けたり、シンボルとなるコッツウォルズ産のストーンを置いたりと、本格的なイングリッシュガーデンを体験できるような庭づくりを進めているので、楽しみにしていてください。

ハゴロモジャスミン

 

ゴールデンウィークを過ぎる頃には、バラも咲き始めます。うちでは500品種ほどのバラを揃えており、咲き乱れるバラの下をくぐれるアーチも準備中です。今はまだ枝ばかりで地味ですが、花が咲くと壮観でしょうね。これだけの種類のバラが集まるお店はそうそうないので、ぜひ足を運んでもらいたいです。

編集:fridge Inc.

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