つい触りたくなる植物、オジギソウの不思議と育て方

触るとペコリ!?オジギソウのひみつと育て方

こんにちは、オザキフラワーパーク1階花苗担当です。今回ご紹介させていただくのは、店頭でも人気の植物「オジギソウ」。
触れると葉が閉じるユニークな動きに、思わず足を止めてしまう方も多いのではないでしょうか。

お子さまから「面白い!」大人の方からは「懐かしい!」との声を多数いただく植物です。
今回はそんなオジギソウのひみつと、ご自宅での育て方をご紹介します。

■目次

・なぜお辞儀するのか

・育て方

・魅力

▲オジギソウ

■なぜオジギソウはお辞儀するの?

オジギソウは、葉に触れたり、揺れたりすると葉を閉じる性質があります。

これは、葉が刺激を感じると電気信号を出し、葉に蓄えられている水分が移動することで起こる動きです。
細胞内に蓄えられていた水分が抜け、しぼむことで葉が垂れ下がるように動きます。

この動きにはきちんと理由があります。

  • 虫に食べられにくくするため
  • 急な動きで敵を驚かせるため
  • 元気がなさそうに見せて興味をなくさせるため

このようにオジギソウは、自分の身を守るために「動く」という特徴を持っています。
植物なのに動く、ちょっと不思議で面白いですよね。

とある研究によると、葉が閉じるオジギソウと閉じないオジギソウ2種を同じ環境下で栽培した際は、葉が閉じないオジギソウが2倍も虫の被害に遭ったという結果も出ています。


■育て方のポイント

オジギソウは熱帯アメリカ原産。マメ科ネムノキ属亜科。コツを押さえれば育てやすく、初めての方にも人気です。

☀️置き場所

日当たりと風通しの良い場所を好みます。
基本的に屋外での管理が理想ですが、室内で育てる場合は、明るい窓辺に置いてあげましょう。

※寒さには弱いため、気温が15℃以上を目安に管理してください。もしくは、割り切って1年草扱いの植物として育てましょう。


💧水やり

お水が大好きです。土の表面が乾き始めたら、たっぷりと水を与えましょう。

ただし、常に湿った状態は苦手なので、水の与えすぎにはご注意ください。あくまで「表面がかわいてきたら」水やりです。


🌱育てるうえでの注意点

  • 触りすぎないようにする
    →動くたびにエネルギーを使うため、弱る原因になります。
  • 肥料はあまり必要としませんが、葉を茂られたい場合は緩効性肥料を与えると良いでしょう。
  • 根が細く、あまり移植を得意としません。市販のポットのまま鉢カバーに入れての管理がオススメです。

■育てて楽しい、もうひとつの魅力

小さく細かい葉から涼しい印象を与えてくれるオジギソウですが、夏~秋にふわふわとしたピンク色の花を咲かせることがあります。株が大きい方が咲きやすいですが、丸くて可愛らしい花は、思わず写真に撮りたくなるような可愛らしい姿です。

さらに夜になると、自然と葉を閉じて眠るような姿も見られます。
この現象を「就眠運動」と呼び、昼と夜で違った表情を見せてくれるのも、この植物の面白いところです。

●就眠運動とは

主にマメ科やカタバミ科の植物が夜間に葉を閉じ、朝に再び開く現象のことを就眠運動と言います。仕組みは、先ほどご説明させていただいたオジギソウがお辞儀するしくみと同じですあくまで「意図的に葉を閉じる」か「反射的に葉を閉じる」かの違いです。

就眠運動をする理由

・蒸散を抑え、余分な水分の蒸発を減らす

・呼吸や代謝によるエネルギーの減少を抑える

・夜間の低温や霜によるダメージを減らす。

→水を好み、寒さが苦手な植物達が環境に適応するための戦略ですね。

私たちが夜になったら眠るように、植物も太陽光と植物ホルモンによって時間を把握し、休息をとっているのです。なんだか親近感がわいてきませんか?

▲観葉植物として人気のエバーフレッシュ 「日中の姿」

夜になると→

「夜の姿」葉がくたっとなる印象です

▲こちらも観葉植物として人気のマランタ。「日中の姿」

こちらも夜になると→

「夜の姿」葉が上を向き、全体的にスタイリッシュになります

 

■まとめ

オジギソウは、見て・触って楽しめる不思議な植物。
その動きの理由を知ると、さらに愛着がわいてきます。

お子さまとの観察や、ちょっとした癒しのグリーンとしてもおすすめです。

当店でも1階店頭にてご用意しておりますので、ぜひこの機会に育ててみてはいかがでしょうか?
皆さまのご来店をお待ちしております🌱

 

“Feel the Power of Plants”(感じよう!植物の力!)
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