コールラビ

  • アブラナ科

  • アブラナ属

  • 流通名(和名)

    コールラビ、カブカンラン(蕪甘藍)、キュウケイカンラン(球茎甘藍)、カブタマナ(蕪玉菜)

  • タイプ

    一年草

  • 原産地

    地中海北部、地中海沿岸

  • 草丈/樹高

    20~40cm

  • 耐寒性

    やや強い

  • 耐暑性

    やや弱い

コールラビ

コールラビの特徴

地上に出ている茎が肥大して、小カブのような見た目の野菜です。キャベツやブロッコベリーの仲間です。
丸く肥大した茎の部分を食用にします。くせがなくシャキシャキした歯ごたえで、生食でも加熱してもよく、サラダやスープなどいろいろな料理につかわれます。
食感としてはブロッコリーの茎と似ています。アブラナ科の野菜ですが、当店では野菜コーナーではなくハーブコーナーに入荷する事もあります。

コールラビの栽培

用土

一般的な培養土で大丈夫ですが、アブラナ科は連作に弱いので、アブラナ科を育てた土は連続して使わないようにしましょう。
(アブラナ科の植物例:キャベツ、ブロッコリー、ミズナ、小松菜、チンゲンサイ、白菜、カリフラワー、芽キャベツ、菜の花、ハボタンなど)

置き場所

日当たりが良く、風通し、水はけのよい場所で育てます。
苗から育てる場合は約40日くらいで収穫できます。
タネまきからでも手軽に育てることができ、タネまきから60~70日ほどで収穫できます。発芽温度は15℃~30℃、涼しい環境を好み、生育適温は20℃前後です。
春まきは3月~4月頃、夏秋まきだと7月~9月ごろが適期。
丸く肥大した部分が直径5cmほどになったら収穫時です。5~7cmくらいが収穫の目安で、肥大しすぎると固くなってしまいますので早めに収穫しましょう。

水やり

基本的に乾いたらたっぷりとお水やりをします。極端な乾燥はやや苦手です。
真夏は日中にお水やりをすると鉢中の温度が上がり根を傷める場合がありますので、気温の上がらない朝方か、涼しくなってからの夕方以降にお水やりするようにしましょう。

肥料

春秋の生育期間に緩効性肥料を施します。
有機肥料は、虫やカビなどが発生しやすくなります。ベランダ菜園などでは、IB化成などの化成肥料にした方が虫が発生しにくいです。

その他の注意

アブラナ科の野菜はたいへんおいしく、虫に食べられやすいので、不織布などで覆うなど防虫対策を施してください。

コールラビ