タマネギ(玉葱)
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科
ヒガンバナ科
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属
ネギ属
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流通名(和名)
タマネギ(玉葱)
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タイプ
一年草扱い
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原産地
中央アジア
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草丈/樹高
50~60cm
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耐寒性
強い
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耐暑性
弱い
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花言葉
「不死」
※取り扱いのない場合もございます
タマネギの特徴
生食でも煮ても焼いても美味しい、どのご家庭でも常備しているお馴染みの野菜です。
血液をサラサラにし、動脈硬化を予防する効果でも知られています。
生食ではシャキシャキとした歯触りと辛みを楽しめ、加熱するとぐっと甘みが増し、柔らかく、また違う味わいがあります。
タマネギの栽培
種まきからでも育てられますが、苗を購入した方がお手軽です。
植え付け時期は11月ごろで、園芸店では10月下旬ごろに束の状態の苗が入荷します。収穫は翌年の5~6月ごろ。
(10月中旬ごろの早めに苗が出回ることもありますが、まだ幼い状態でダメになってしまう事も多く、下旬ごろに出荷されるもっとしっかりとした苗の方がよいです)
用土
酸性土壌を嫌います。畑では植え付けの2週間前までに苦土石灰などで酸度を調節しましょう。
一週間前に堆肥、化成肥料を施しよく耕しておきます。
タマネギは連作障害が出にくいため、同じ場所での連作が可能です。
苗の定植
ビニールマルチか敷き藁などで畝を覆い、株間12~15cmくらいの間隔で、深さ2cm程度の浅め(苗の白い部分の半分くらいが埋まる程度)に植え付けます。(あまり深植えにはしない)
肥料
定植後25日くらいたった時と、12月~2月ごろに月に1回化成肥料を施します。リン酸を多く含む肥料を入れると球が充実します。
(生育期の後半に追肥をするとしまり具合が悪くなるので、3月以降は追肥はしないようにします)
ネギ坊主が出てしまったら摘み取る
一定の大きさの苗が一定期間低温に当たると「とう立ち」する性質があり、花芽(ネギ坊主)が出てきてしまう場合があります。
見つけたらすぐに摘み取るようにしましょう。
収穫
4月くらいから肥大し始め、5月下旬~6月ごろに地上部の茎が倒れたあたりで肥大が完了します。
茎が倒れてから約1週間くらい待ってから(球を充実させる)収穫します。
葉が黄変してしまうと腐敗や病気が出やすくなりますので、葉が青いうちに収穫を終えるようにしましょう。