ユズ（本柚子）

ユズ（本柚子）の特徴

ユズ（柚子）は種から育てるととても年数のかかる樹木です。「桃栗3年、柿8年、柚子の大馬鹿18年」ということわざがある通り。
しかし最近の流通では、すぐに実がつくように仕立てられた接ぎ木苗が出回っていて、育てやすくなっています。
また、花を楽しむ「花柚子（実は小さい）」と実を楽しむ「本柚子」とがあります。

酸味が強いので生食には向きませんが、冬至に柚子湯を楽しむことで日本では古くから親しまれています。
しゃぶしゃぶなどの調味料としておなじみのポン酢も柚子が使用されています。
また柚子の皮と青唐辛子と塩で作る「柚子胡椒」も人気です。
最近は海外でも爽やかな香りが人気で、日本語のまま「Yuzu」として知名度もあがっているようです。

鋭いトゲが特徴のユズですが、トゲが少ない品種もありますので、育てるならトゲなしを選びましょう。

ユズ（本柚子）

ユズ（本柚子）の栽培

置き場所

日当たりが良く、風通し、水はけのよい場所で育てます。
受粉樹はいりません。
柑橘の中では寒さには強い方で -7度くらいまでなら耐えられると言われています。

用土

水はけと水もちのよい赤玉土7～8、腐葉土3～2などの培養土で大丈夫です。

水やり

鉢植えでは基本的に乾いたらたっぷりとお水やりをします。
庭植えでは根付いたら天候にまかせても大丈夫ですが日照りや乾燥が続くような時はお水やりをしましょう。

肥料

庭植えは3月と10月に緩効性肥料を施します。鉢植えは3月、6月、10月に施します。

ユズ（本柚子）