ディッキア

  • パイナップル科(ブロメリア科)

  • ディッキア属

  • 流通名(和名)

    ディッキア

  • タイプ

    多肉植物

  • 原産地

    中南米、ブラジル

  • 草丈/樹高

    3cm~

  • 耐寒性

    やや弱い

  • 耐暑性

    強い

ディッキアの特徴

乾燥した山岳地帯に自生する植物で、硬く鋭いトゲのような葉が特徴です。
欧米では愛好家が非常に多い植物として知られ、改良品種も盛んに行われています。
鋭いとげとげと、放射状に延びる硬質の葉は、一目見ただけで虜になる人も多く、男性に絶大な人気があります。

ディッキアの栽培

置き場所

日当たりが良く、風通し、水はけのよい場所で育てます。日光が大好きなので、室内ではなく戸外で育てましょう。
ただし日本の高温多湿、じりじりと焼けるような猛暑では弱る場合があります。また、品種によっては葉焼けしやすいものもあるようですので、強光を避けた涼しい半日陰か、遮光するようにした方が安心です。
あまりに日のあたらない暗い場所では、葉が細くなったり葉色が悪くなったりします。
寒さにはやや弱く冬は5度くらい必要です。暖かい地域以外は冬は室内に入れてください。

水やり

乾燥に強く過湿を嫌いますが、他の多肉植物と比べると、意外にも実は水を好む植物です。基本的に乾いたらたっぷりとお水やりしてください。
乾燥しすぎる環境では弱ってしまう場合もあります。

肥料

肥料はほとんど必要ありません。あげるのであれば春秋に緩効性肥料を少量施します。

その他の管理

乾燥した室内などではカイガラムシがつく場合があります。
ディッキアの場合は葉の付け根に群がりやすいので、定期的に確認するようにしましょう。
ピンセットや爪楊枝などを使って地道に捕獲するのですが、トゲが多いので怪我などしないよう注意してください。