マロウ(コモンマロウ)
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科
アオイ科
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属
ゼニアオイ属
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流通名(和名)
コモンマロウ、ウスベニアオイ
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タイプ
宿根草
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原産地
ヨーロッパ
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草丈/樹高
30cm~2m
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開花期
5月~8月
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花色
赤紫
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耐寒性
普通
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耐暑性
強い
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花言葉
「柔和な心」
※取り扱いのない場合もございます
マロウ(コモンマロウ)の特徴
フヨウやタチアオイ(ホリホック)にも似たアオイ科の植物で、赤紫色の花弁に濃紫色のストライプが入ります。
マロウの花で入れたハーブティーは、きれいなブルーから、レモンを加えることでさっとピンク色に変わる事で知られています。
モナコの王妃、グレース・ケリーも生涯愛してやまなかったハーブティーで、フランスでは、「夜明けのハーブティー」と呼ばれています。
消化器系の症状や胃腸炎など、花粉症の症状緩和、喫煙者の傷んだ喉のケアなどに効果があるといわれています。
マロウ(コモンマロウ)の栽培
置き場所
日当たりが良く、風通し、水はけのよい場所で育てます。
直根性で根をいじられるのを嫌うため、植え付け時には根を傷めないよう注意してください。
春秋は戸外の日光下でも大丈夫ですが、真夏は涼しい半日陰に置いてください。
庭植えの場合植えっぱなしでも大丈夫な宿根草ですが、寿命はそれほど長くなく、3~4年ごとに株分けか種まきをして更新するようにします。
水やり
基本的に乾いたらたっぷりとお水やりをします。
真夏は日中にお水やりをすると鉢中の温度が上がり根を傷める場合がありますので、気温の上がらない朝方か、涼しくなってからの夕方以降にお水やりするようにしましょう。
冬は水やりを減らし、乾かし気味にします。
地植えの場合は、根づいたら自然にまかせて大丈夫です。
肥料
春秋の生育期間に緩効性肥料を施します。多肥にすると倒れやすくなりますので控えめにしましょう。
有機肥料は、虫やカビなどが発生しやすくなります。ベランダ菜園などでは、IB化成などの化成肥料にした方が虫が発生しにくいです。