カルーナ ブルガリス(ヒース)
-
科
ツツジ科
-
属
エリカ属
-
流通名(和名)
カルーナ ブルガリス、ヒース
-
タイプ
常緑低木
-
原産地
シベリア、北アフリカ
-
草丈/樹高
20cm~80cmほど
-
開花期
6~9月ごろ
-
花色
赤、ピンク、オレンジ、黄、白など
-
耐寒性
強い
-
耐暑性
やや弱い
-
花言葉
「孤独」「寂しさ」
※取り扱いのない場合もございます
カルーナ ブルガリスの特徴
エリカの近縁種で、エリカと同じくヒース(英名)の別名があります。
葉色も豊富で、冬季に赤や黄色に美しく色づくものが多いです。
冷涼な気候を好み、高温多湿、多肥は嫌います。寒さには強いです。
ヒースはイギリスやアイルランドなどの農耕に向いていない荒地や、そこに生える草花(エリカ)をさしています。
そのため「孤独」「寂しさ」という花言葉は、寂しく孤独な地という意味からつけられたのではないかと言われています。
カルーナ ブルガリスの栽培
用土
酸性のやせた土壌を好みます。庭に植える場合は石灰は不要です。
置き場所
多肥多湿と高温期の蒸れに弱く、日当たり、風通しのよい、酸性のやせ地を好みます。
特徴としては、根が細かいので、水はけをよくして、乾燥させ過ぎないことが大切です。(過湿はダメ)
水やり
根が細く、水切れをおこすと先端がうなだれてきます。水切れに注意しますが、過湿も嫌うので、お水のやりすぎには気をつけましょう。
売っているものは、鉢が小さく土が固くなっていて、中までお水が浸透しにくい場合あります。シャワーのように株元に時間をかけてたっぷりお水をかけ、鉢土全体がお水をしっかりと吸収してずっしりと重くなるのを確認するようにしてください。
次にお水をあげるタイミングは土が乾いたら、です。
鉢植えの場合は土が乾くまでは水をやらないでください。
真夏は、高温時の昼中の水やりは避け、涼しい朝方か、夕方以降にします。
冬は凍結を避けるため、暖かい昼中にお水やりをし、夕方以降は避けましょう。
庭植えした場合は、よほど日照りが続かない限り自然にまかせて大丈夫です。
切り戻し
伸びすぎて混んでくると株元が蒸れ、枯れやすくなります。
開花後、梅雨前は刈り込んで形を整えましょう。
肥料
生育期間に緩効性肥料を施します。真夏は肥料はあげないようにしましょう。
多肥は好みませんので、やり過ぎないようにします。