アリウム

  • ユリ科(ネギ科)

  • アリウム属

  • 流通名(和名)

    アリウム

  • タイプ

    秋植え球根

  • 原産地

    ヨーロッパ、アジア、北アメリカ、北アフリカ

  • 草丈/樹高

    10cm~2mほど(品種により異なる)

  • 開花期

    4月~9月(品種により異なる)

  • 花色

    紫、白、ピンクなど

  • 耐寒性

    強い

  • 耐暑性

    品種により異なる

  • 花言葉

    「円満な人柄」「くじけない心」「深い悲しみ」「夫婦円満」「正しい主張」

アリウム・ギガンチウム

アリウムの特徴

紫色で小さな小花が密集し、巨大なネギ坊主のようなボール状に咲くアリウム・ギガンチウム、清楚な白花のアリウム・コワニー、白にピンクが混じるアリウム・カメレオン、赤の美しい丹頂など、いろいろな種類があります。
ネギ、ニンニク、チャイブなどと同じ仲間ですが、アリウムは食用にはできません。
秋植え球根で、球根は9月ごろから出回ります。咲くのは主に春ですが、品種によって夏咲きや秋にも咲くものもあります。

アリウムの栽培

酸性土壌を嫌うため、酸度が高い場合は苦土石灰などで調整してください。
球根の植付け適期は10~12月ごろです。ギガンチウムなどの大型種は、植付けが遅いとお花が小さくなってしまう場合があります。
大型種の大きい球根は10cm以上の深さに植え付けます。
市販されている球根は十分に肥大させた状態で出荷されており、球根自体に養分がつまっているので、特に肥料をあげなくとも大丈夫です。
耐寒性は強いので特に防寒などは必要ありません。
冬はほとんど動きがありませんので、水のやり忘れには注意しましょう。冬の間に水切れを起こすとお花が咲かないなどのトラブルの要因になります。
主に春~初夏に咲くものが多いですが、花期は品種によっても異なりますのでパッケージを確認してください。

花後は、枯れたお花を切り、自然に葉っぱが枯れるまでの間、球根用の肥料(カリ分がしっかり含まれているもの)などを施します。
小型の球根は植えっぱなしでも大丈夫ですが、大型種は葉っぱが枯れたころに掘り上げ、秋まで涼しい風通しのよい場所に保管しましょう。

アリウム・カメレオン