コブミカン(バイマックルー)

  • ミカン科

  • ミカン属

  • 流通名(和名)

    コブミカン、バイマックルー、シトラス・ヒストリックス、カフィア・ライム、マクルー

  • タイプ

    常緑小高木

  • 原産地

    タイ、マレーシアなど東南アジア

  • 草丈/樹高

    2~3m

  • 開花期

    6~7月ごろ

  • 花色

  • 耐寒性

    弱い

  • 耐暑性

    強い

  • 花言葉

    「独立心」「無鉄砲」

コブミカン(バイマックルー)

コブミカンの特徴

タイ、マレーシア、インドネシアなどでは定番の柑橘系ハーブ。
トムヤムクンやタイカレー、サラダや煮込み料理などに使われています。
本場タイでは、コブミカンの葉が入っていないトムヤムクンやグリーンカレーは邪道だと言われているとか。
実はごつごつとしたコブで覆われたような見た目のため、コブミカンと呼ばれるようになりました。
果肉はあまり使われず、主に葉っぱや果皮を使います。シトラス系のさわやかな香りで、消化促進やリラックス効果、ビタミンや鉄分も豊富なことから血行促進効果も期待されています。
葉は砂時計のような二つに分かれたユニークな形をしているのも特徴的。常緑小高木ですが、当店では初夏頃にハーブコーナーにポット苗が入荷します。

コブミカンの栽培

置き場所

日当たりが良く、風通し、水はけのよい場所で育てます。
真夏の猛暑や強光で葉焼けしたり弱ったりする場合がありますので、夏は涼しい半日陰に置いてください。
寒さには弱いので冬は室内に取り込んでください。常緑樹ですが環境によっては寒さで落葉する場合があります。
実を収穫できるようになるまでには数年ほどかかります。果実よりも葉っぱが主役の樹木なので、実をつけるのにはそれほどこだわらなくてもよいと思います。

水やり

基本的に乾いたらたっぷりとお水やりをします。
真夏は日中にお水やりをすると鉢中の温度が上がり根を傷める場合がありますので、気温の上がらない朝方か、涼しくなってからの夕方以降にお水やりするようにしましょう。
冬は水やりを減らし、乾かし気味にします。

肥料

春秋の生育期間に緩効性肥料、12月頃に寒肥を施します。
有機肥料は、虫やカビなどが発生しやすくなります。ベランダ菜園などでは、IB化成などの化成肥料にした方が虫が発生しにくいです。

その他の注意点

トゲがありますので、怪我をしないよう注意しましょう。