ディル
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科
セリ科
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属
イノンド属
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流通名(和名)
ディル、イノンド、ジラ(蒔蘿)
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タイプ
一年草
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原産地
西南~中央アジア
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草丈/樹高
60cm~1m
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開花期
5~7月ごろ
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花色
黄色
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耐寒性
強い
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耐暑性
弱い
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花言葉
「知恵」
※取り扱いのない場合もございます
ディルの特徴
「魚のハーブ」ともいわれ、魚ととっても相性のよい香草です。刺激の強い香味があり、葉っぱや種がスパイスとして利用されることが多く、特にスモークサーモンとの組み合わせは定番中の定番です。
鎮静、駆風、消化促進、利尿、しゃっくり止め、口臭予防などの効果があるとされています。
葉っぱの他に、花をピクルスにしたり、種もスパイスとして利用されています。
中世ヨーロッパでは魔よけや媚薬として利用されていたそうです。
ディルの栽培
置き場所
日当たりが良く、風通し、水はけのよい場所で育てます。直根性のため、植え付けの際には根をほぐしたりしないようにしましょう。
真夏は涼しい半日陰に置いてください。
似たハーブでフェンネルがありますが、近くにフェンネルがあると交雑してしまう場合がありますので、近くには植えないようにしましょう。
ある程度伸びてきたら(20cmくらいまで生長したら)、新芽の先を摘み取ると、脇枝が出て収穫量が増えます。
切り戻さないでいると上に伸びるだけで収穫量にかなり差がでますので、しっかりと切り戻すようにしましょう。
花を咲かせずに切った方が長く収穫できます。
水やり
基本的に乾いたらたっぷりとお水やりをします。
真夏は日中にお水やりをすると鉢中の温度が上がり根を傷める場合がありますので、気温の上がらない朝方か、涼しくなってからの夕方以降にお水やりするようにしましょう。
肥料
春秋の生育期間に緩効性肥料を施します。
有機肥料は、虫やカビなどが発生しやすくなります。ベランダ菜園などでは、IB化成などの化成肥料にした方が虫が発生しにくいです。
その他の注意
キアゲハが好むハーブですので注意しましょう。不織布などで覆うなどの防虫を工夫してください。