マロウ（ムスクマロウ）

マロウ（ムスクマロウ）の特徴

フヨウやタチアオイ（ホリホック）にも似たアオイ科の植物で、ほんのりジャコウ（麝香）の香りがします。
ハーブティーや、若葉をサラダなどに利用されています。コモンマロウ同様に、のどの痛みなどに効果があるといわれています。
清楚な白花、淡いピンクなどの花色は清楚で優しい風情があります。

マロウ（ムスクマロウ）の栽培

置き場所

日当たりが良く、風通し、水はけのよい場所で育てます。
直根性で根をいじられるのを嫌うため、植え付け時には根を傷めないよう注意してください。
春秋は戸外の日光下でも大丈夫ですが、真夏は涼しい半日陰に置いてください。
冬は地上部が枯れて春にまた芽吹いてきます。

水やり

基本的に乾いたらたっぷりとお水やりをします。
真夏は日中にお水やりをすると鉢中の温度が上がり根を傷める場合がありますので、気温の上がらない朝方か、涼しくなってからの夕方以降にお水やりするようにしましょう。
冬は水やりを減らし、乾かし気味にします。根は生きていますのでお水はあげてください。
地植えの場合は、根づいたら自然にまかせて大丈夫です。

肥料

春秋の生育期間に緩効性肥料を施します。多肥にすると倒れやすくなりますので控えめにしましょう。
有機肥料は、虫やカビなどが発生しやすくなります。ベランダ菜園などでは、IB化成などの化成肥料にした方が虫が発生しにくいです。