ターサイ(タアサイ)

  • アブラナ科

  • アブラナ属

  • 流通名(和名)

    ターサイ(搨菜)、タアサイ、タアツァイ

  • タイプ

    一年草

  • 原産地

    中国

  • 草丈/樹高

    10~30cmほど

  • 開花期

  • 花色

    黄色

  • 耐寒性

    強い

  • 耐暑性

    やや弱い

ターサイ(タアサイ)

ターサイ(タアサイ)の特徴

白菜やチンゲンサイ(青梗菜)の仲間で、濃い緑色の照りのある葉が特徴です。
12~2月ごろが旬で、くせがなく甘みがあり、油との相性もよく、肉野菜炒めなど中華料理では定番の野菜です。
アクが少ないのでほうれんそうのように茹でたりする必要もなく、簡単に調理できる点も魅力。
βカロテン、カリウム、カルシウム、ビタミンKをバランスよく含み、免疫力アップ、抗酸化効果、美肌効果、アンチエイジングなどの効果があるとされています。

ターサイ(タアサイ)の栽培

用土

畑では植え付けの2週間前までに苦土石灰などで酸度を調節しましょう。
一週間前に堆肥、化成肥料を施しよく耕しておきます。
プランター栽培では、一般的な培養土で大丈夫です。連作を嫌いますので、前回アブラナ科を植えた用土は再利用しないようにしましょう。

種まき

発芽温度は18~25度。生育適温は5~28度です。
春まきは、撒き時が4~5月ごろ、種まきから50~60日ごろで収穫、
夏まきは、撒き時が8~9月ごろ、種まきから50~70日ごろで収穫できます。

発芽後、間引きながら、本葉2~3枚程度でポットに移植し、本葉が10枚くらいになったら1本立ちにして、畑やプランターなどに定植します。(地植えでは、株間は45cmほど)(65cmプランターなら2株)

暑さにはやや弱いので、気温が涼しくなっていく秋に定植する方が育てやすいです。
ベランダ菜園など、あまり数多く作らない場合は、苗を購入して植えた方がお手軽です。

水やり

発芽までは乾かないように注意しますが、
定植後、多湿は嫌います。水のやり過ぎにならないよう注意しましょう。

肥料

定植後、3週間くらいたったら、化成肥料の追肥を施します。その後はひと月に一回くらいの割合で追肥します。
有機肥料は、虫やカビなどが発生しやすくなります。ベランダ菜園などでは、IB化成などの化成肥料にした方が虫が発生しにくいです。

防虫対策をしっかりと

たいへん美味しいので、虫に食べられないよう不織布などで覆って防虫対策をしましょう。

収穫

草丈が20くらい、直径が20~30cmほどになったら収穫できます。
株元を刈り取ってしまうと終わりですが、外側の葉だけかき取りながらだと長く収穫できます。

ターサイ(タアサイ)苗

ターサイ(タアサイ)