ムスカリ
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科
キジカクシ科
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属
ムスカリ属
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流通名(和名)
ムスカリ、グレープヒアシンス、葡萄風信子
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タイプ
秋植え球根
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原産地
地中海沿岸、アジア南西
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草丈/樹高
10cmほど
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開花期
3月~5月
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花色
青、白、紫、ピンク、黄色
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耐寒性
強い
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耐暑性
弱い
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花言葉
「失望」「失意」「夢にかける思い」「明るい未来」
※取り扱いのない場合もございます
ムスカリの特徴
きれいな青花の小球根で、群生した美しさは見ごたえがあります。オランダのキューケンホフ公園のムスカリの川は有名です。
40~50種ほどの種類があると言われていますが、園芸店では主にムスカリ・ボトリオイデスとムスカリ・アルメニアカムが多く出回ります。
白花のボトリオイデスアルバなども少しですが入荷します。
数年植えっぱなしでよく分球し、手間がかからないのも魅力。ある程度群集して植えると青が美しい見事な景観を作る事が出来ます。
ムスカリの栽培
用土
弱アルカリ性を好みますので、植え付けの2週間くらい前に苦土石灰などをまいて調節します。
鉢植えの場合は一般的な培養土でも大丈夫です、
植え付け
9月ごろになると秋植え球根が入荷します。
ムスカリは秋早くに植え付けてしまうと、2週間くらいで葉っぱが出てきます。
花が咲くのは翌春なのですが、早植えすると葉っぱがどんどん伸びて、長く見苦しくなりがちです。
球根のパッケージの写真のように短い葉っぱの状態で咲かせたい場合は、11下旬~12月と遅く植えるのをおすすめします。
(秋植え球根は、一定期間寒さに当たる必要があるので、植え付けまでの保管に家の中などの暖かい場所には置かないようにしましょう)
お庭植えでは5~6cmほどの間隔で、球根ひとつぶんの土がかぶるくらいの深さで植え付けます。
鉢植えの場合は、土がかぶるくらいの深さか、球根の頭をほんの少し出して植えると、寒さのストレスで短くて固めの葉になります。
肥料
肥料はなくてもお花は咲きますが、元肥として「球根の肥料」や「マグァンプK」などを施しておいてもよいです。
花後は消耗した球根を肥大させるために、葉っぱが枯れるまでの期間、肥料を施します。
ムスカリは根もとに子球をつけますので、分球して植え替え、肥培、養生するようにします。