プリムラ(オブコニカ)

  • サクラソウ科

  • サクラソウ属(プリムラ属)

  • 流通名(和名)

    プリムラ・オブコニカ、トキワザクラ(常磐桜)、シキザキサクラソウ(四季咲き桜草)

  • タイプ

    多年草(一年草扱い)

  • 原産地

    中国

  • 草丈/樹高

    20~30cmほど

  • 開花期

    12~4月ごろ

  • 花色

    ピンク、紫など

  • 耐寒性

    弱い

  • 耐暑性

    弱い

  • 花言葉

    「初恋」「青春の美しさ」

プリムラ・オブコニカ(プリノー)

プリムラ(オブコニカ)の特徴

西洋サクラソウのひとつで、お花が大きく色鮮やかな花色のプリムラです。
プリムラ・ジュリアンやメラコイデスと比べると耐寒性が弱く、庭植え向きではないので、苗はほとんど出回りません。
主に鉢花が流通します。(入荷はだいたい12月くらいから)

プリムラ・オブコニカ(プリノー)

プリムラ(オブコニカ)の栽培

置き場所

日当たり~半日陰で、風通し、水はけのよい場所で育てます。
耐寒性が弱いので鉢植えで育てましょう。
冬は室内に取り込んでください。(5度以上必要)
日中は暖かな窓際に置き、夜は冷え込むので窓辺から離すようにします。
多年草ですが、高温多湿には弱いため一年草扱いにされることが多いです。

水やり

基本的に乾いたらたっぷりとお水やりをします。乾燥は嫌いますが、過湿にも弱いです。
真冬は夕方以降にお水やりをすると根を傷める場合がありますので、暖かい午前中や日中にお水やりするようにしましょう。
冬は乾くのが遅くなりますので水やり回数は減ります。

肥料

月1回くらいに緩効性肥料を施します。
(液体肥料でもよいですが、水のやり過ぎにならないよう注意)

お手入れ

咲き終わったお花をそのままにしておくと種ができて栄養が種にいってしまい、次のお花が咲きにくくなりますので、しおれたお花はこまめに摘むようにしましょう。
また下葉が黄色くなってきたものがあれば、それも摘み取るようにしてください。放置すると病気の原因になります。
葉っぱの変色がひどい場合は、根詰まりの可能性があります。
購入したままの鉢だと根がすぐにぱんぱんになる事もありますので、その場合は一回り大きな鉢に植え替えてください。

その他の注意

オブコニカは、葉や花茎、がくに、皮膚炎を引き起こすプミリンというアレルギー物質を含み、かぶれる場合があります。
皮膚の敏感な方は手袋などをしてお手入れをするようにしましょう。
(プリムラ・オブコニカ「タッチミー」など、最近の園芸品種はプミリンを含まないものが多くなってきています)

プリムラ・オブコニカ