キュウリ(胡瓜)

  • ウリ科

  • キュウリ属

  • 流通名(和名)

    キュウリ(胡瓜)

  • タイプ

    一年草

  • 原産地

    ヒマラヤ

  • 開花期

    収穫:6~9月

  • 花色

    黄色

  • 耐寒性

    やや弱い

  • 耐暑性

    強い

  • 花言葉

    「洒落」

キュウリ(胡瓜)

キュウリ(胡瓜)の特徴

パリッ、シャキッとした歯ごたえと瑞々しい食感で、お漬物、サラダ、サンドイッチなど様々な料理で食されているお馴染みの夏野菜。
生で食べることが多いキュウリですが、炒め物にしたり加熱するとまた違った味わいがあります。

現在の主流は、イボがなく青々とした品種が多くなっていますが、トゲが鋭く、ブルームと呼ばれる表面が青白い粉でおおわれた昔ながらのキュウリもまた人気があります。皮が柔らかく、香りも味も濃厚で歯切れが良いのが特徴で、昔ながらのキュウリは四川、四葉(すうよう)などの名前で売られています。

キュウリ(胡瓜)

キュウリ(胡瓜)の栽培

全ての節に雌花がついて実がなる「節成りタイプ」と、とびとびの節に雌花がついて実がなる「飛び節成りタイプ」があります。
どちらも育て方に大きな違いはありませんが、「節成りタイプ」は株が疲れやすく長持ちしない傾向にあります。

つる性なので合掌型の支柱やネットなどを用意します。
つるがのびてきたら下から数えて1~5節くらい、葉の付け根から出てくる脇芽をすべて摘み取ります。
その上から出てくる脇芽を子づるとして伸ばします。
開花後7~10日後ころが収穫の目安です。

実がなりだした頃に1回目の追肥をし、その後も2週間に一度くらいの間隔で追肥をしましょう。

キュウリ(胡瓜)

「うどんこ病」について

キュウリやメロンなど、ウリ科のお野菜は葉の表面に白い粉のようなものがつく「うどんこ病」が出やすいです。

予防策としては、
●水はけをよくした用土にすること
●密集させすぎないようにすること(狭い場所に同種の植物をたくさん植えすぎないようする)
●株や葉の間を適切に開け、風通しを良くすること
●乾燥させすぎないよう適度なお水やりをすること
また多肥にし過ぎもよくないので注意しましょう。
かかってしまった場合は、環境にやさしい炭酸水素カリウムが主成分の「カリグリーン」などを散布します。