オクラ

オクラの特徴

ネバネバした食感が特徴の夏野菜。
このネバネバは特有のヌメリ成分で、整腸作用やコレステロール値を低下させるなどの働きがあると言われています。
フヨウやハイビスカスに似た奇麗なお花を咲かせます。
サラダ、和え物、炒め物、うどんやそうめんの薬味など、さまざまな料理で食されています。

オクラ

オクラの栽培

オクラの苗は4月下旬～6月ごろに入荷します。
植え付け適期はゴールデンウィークの5月上旬～5月いっぱいくらいです。
あまり早い時期に植え付けてしまうと寒さでダメになりやすいので注意しましょう。（最低夜温が15度以上が目安）

オクラは根をいじらないこと

オクラは、たいへん移植を嫌う植物です。
1ポットにたくさん植えられていることも多いですが、株分けしたりすると全滅しやすいです。
株分けはご法度です。植え付け時は根も極力いじらないようにしましょう。
たくさん植わっている苗は、勢いのよい茎を残して最終的に1～2本にしますが、間引く場合にも、ひっぱったり引っこ抜いたりせず、ハサミで地際から切るようにしてください。

乾燥した環境を嫌いますので、夏場など、乾燥しすぎないようは注意します。
比較的肥料を好む野菜です。2週間に1度くらいの頻度で肥料を施しましょう。

実が6～7cm程度になった頃に（植え付けから2カ月ほど）収穫できます。
オクラには細かいトゲがあり、皮膚が敏感な方はかぶれたりしやすいです。必ず手袋をつけて収穫するようにしましょう。

実を収穫したら、実がついていた節から下に生えている葉を全て切り取ります。（下葉かき）
（下葉を取ることによって若い葉に栄養が行き、次の実つきがよくなります）