クレマチス アサオ(麻生)

  • キンポウゲ科

  • センニンソウ属(クレマチス属)

  • 流通名(和名)

    クレマチス アサオ(麻生)

  • タイプ

    落葉性多年草つる植物(常緑のものもあり)

  • 原産地

    中国、ヒマラヤ

  • 草丈/樹高

    2~3m前後(つるの長さ)

  • 開花期

    4月~9月

  • 花色

    ピンク

  • 耐寒性

    強い(品種により異なる)

  • 耐暑性

    やや弱い(品種により異なる)

  • 花言葉

    「精神の美」「旅人の喜び」

アサオ(麻生)

クレマチス アサオ(麻生)の特徴

日本で生まれたお花で、世界的にも有名なクレマチスの育種家・小沢一薫(おざわかずしげ)さんが1971年に作出した品種です。
‘Ernest Markham’ × ‘Star of India’ が親とされています。
花径が12~20cmの早咲き大輪系、パテンス系の系統で、旧枝咲き(去年伸びたツルに花が咲く)なので、剪定は先端の1~2節程度の弱剪定。
「ピンクシャンパン」とも呼ばれる欧米でも人気の「クレマチス カキオ(柿生)」とは兄弟のお花です。
カキオ(柿生)(ピンクシャンパン)」と比べると、「アサオ(麻生)」は、やや淡いピンク色で優しい雰囲気が魅力。
クレマチスらしいスッキリとした剣弁で、パテンス系は春だけの一季咲きが多いですが、環境と株の状態が良ければ秋にも咲きます。

剪定

昨年伸びたツルに咲く「旧枝咲き」。剪定は、先端から1~2節くらいのところで切る「弱剪定」です。
何年か経って株も大きくなり、地際から新しい芽もたくさん出てツルが混み過ぎて困る様でしたら、古いツルは切って整理しても大丈夫です。

クレマチスの全般的な栽培のポイント

クレマチスは全般的に、日当たりがよく水はけのよい場所で育てます。株元がじりじりと焼けるようなのを嫌います。
下草を植えたりマルチング材で株元を保護してあげるとよいでしょう。
根っこを切られるのを嫌うので、一度お庭に植えたら移植は厳禁。鉢植えの場合も根は崩さずに植えつけます。
多くの品種は冬に落葉します。(品種によっては常緑もあり)枯れたからといってダメになったわけではありません。翌春また芽吹いてきます。

アサオ(麻生)