クレマチス ウィルグッドウィン

  • キンポウゲ科

  • センニンソウ属(クレマチス属)

  • 流通名(和名)

    クレマチス ウィルグッドウィン

  • タイプ

    落葉性多年草つる植物(常緑のものもあり)

  • 原産地

    中国、ヒマラヤ、北半球の各地

  • 草丈/樹高

    2.5~3m前後(つるの長さ)

  • 開花期

    6月~9月

  • 花色

    淡い青紫、ラベンダーブルー

  • 耐寒性

    強い(品種により異なる)

  • 耐暑性

    やや弱い(品種により異なる)

  • 花言葉

    「精神の美」「旅人の喜び」

クレマチス ウィルグッドウィン

クレマチス ウィルグッドウィンの特徴

1954年に、イギリスの育種家ウォルター・ペンネル氏(Walter Pennell)によって作出された品種で、涼し気なラベンダーブルーの整った花姿と波打つようなフリルの花弁がたいへん美しいお花です。
ウィル・グッドウィン (Clematis ‘Will Goodwin’)とは、ウォルター・ペンネル氏のナーセリーで働いていた従業員の名前からつけられたそうです。
株の充実具合によっては、半八重~八重になることもあるようです。
「パテンス・ラヌギノーサ系」で、剪定は弱剪定です。

昔は「ヌギノーサ系」という名前のグループがありましたが、現在は「パテンス・ラヌギノーサ系」または「四季咲き大輪系」と表記されることが多くなったようです。
「ヌギノーサ系」は、中国原産の原種ラヌギノーサ(Clematis lanuginosa)を親とした系統でしたが、ラヌギノーサ自体が現在では絶滅したと言われており、ラヌギノーサ系統という言い方は、もうされなくなってしまったようです。
古い品種で「H.F.ヤング」など、ラヌギーノーサ系とパテンス系を親とした交配種が受け継がれ、残っているという感じでしょうか。

剪定(旧枝咲き)

昨年伸びたツルに咲く「旧枝咲き」。剪定は、先端から1~2節くらいのところで切る「弱剪定」です。
何年か経って株も大きくなり、地際から新しい芽もたくさん出てツルが混み過ぎて困る様でしたら、古いツルは切って整理しても大丈夫です。

クレマチスの全般的な栽培のポイント

クレマチスは全般的に、日当たりがよく水はけのよい場所で育てます。株元がじりじりと焼けるようなのを嫌います。
下草を植えたりマルチング材で株元を保護してあげるとよいでしょう。
根っこを切られるのを嫌うので、一度お庭に植えたら移植は厳禁。鉢植えの場合も根は崩さずに植えつけます。
多くの品種は冬に落葉します。(品種によっては常緑もあり)枯れたからといってダメになったわけではありません。翌春また芽吹いてきます。

クレマチス ウィルグッドウィン

クレマチス ウィルグッドウィン