カワラナデシコ(河原撫子)
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科
ナデシコ科
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属
ダイアンサス属
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流通名(和名)
カワラナデシコ(河原撫子)、大和撫子
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タイプ
耐寒性常緑多年草
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原産地
朝鮮、中国、日本
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草丈/樹高
20~60cmほど
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開花期
5~8月ごろ
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花色
白、ピンクなど
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耐寒性
強い
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耐暑性
普通
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花言葉
「大胆」「可憐」
※取り扱いのない場合もございます
カワラナデシコ(河原撫子)の特徴
日本では九州、四国、沖縄などの日の当たる草原や河原などに自生していますが、近年では環境変化の影響からだいぶ減少しているとも言われています。
環境省レッドデータブックによると、埼玉県、沖縄県、鹿児島県で絶滅危惧種、準絶滅危惧種に指定されています。
ナデシコ(撫子)は、セキチク、テルスター、ヒゲナデシコなど様々な品種があり、その中でもカワラナデシコ(河原撫子)は、切れ込みのある繊細な花びらが特徴で、野趣に富んだ味わいがあります。
万葉集にも歌われている秋の七草の一つで、古くから親しまれています。
カワラナデシコ(河原撫子)の栽培
日当たり、風通しがよく水はけのよい環境で育てます。
お水やりは鉢植えでは乾いたらたっぷりとお水やりします。上からざぶざぶとお水やりをすると蒸れやすくなりますので、過湿にならないよう注意すると共に、株元にあげるようにしてください。
庭植えにした場合は、お水やりは自然にまかせて大丈夫ですが、日照りが続くようならたっぷりとお水をあげてください。
梅雨時の長雨にうたれて蒸れてしまうことがありますので、長雨には当たらない場所で管理しましょう。
お花が終わったら、切り戻しをします。
肥料は、春と秋にIB化成などの緩効性肥料を与えます。
生育が旺盛な方なので、鉢植えの場合は毎年植え替えをしましょう。(植え替えに適期は春か秋)
多年草ですが、株が劣化しやすく比較的短命な多年草です。3年くらいで、種をまいて新しくするか、苗を購入して更新をするとよいでしょう。