サギソウ(鷺草)
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科
ラン科
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属
サギソウ属
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流通名(和名)
サギソウ(鷺草)、イーグレットフラワー、ハベナリア・ラビアタ
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タイプ
多年草(春植え球根)
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原産地
中国、日本、朝鮮、極東ロシア
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草丈/樹高
20~50cmほど
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開花期
7~9月ごろ
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花色
白
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耐寒性
普通
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耐暑性
強い
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花言葉
「清純」「夢でもあなたを想う」「繊細」
※取り扱いのない場合もございます
サギソウ(鷺草)の特徴
名前の通り純白の白鷺のような清楚で美しい花を咲かせます。
日本では日当たりのよい平地や山間の湿地などに自生している野生のランです。
近年では環境の変化や乱獲などにより数が激減してるといわれ、環境省のレッドリストでは準絶滅危惧種に指定されています。
開花期間は4~5日程度の短いお花ですが、美しい白鷺が飛ぶようなその姿は、根強いファンが多い人気のお花です。
青葉の他に美しい斑入りの品種などいくつかの園芸品種があります。
春に植えて夏ごろに咲く春植え球根です。
サギソウ(鷺草)の栽培
置き場所・用土・鉢について
球根の植え付け時期は2月中旬ごろです。
根が浅く張るので平鉢や浅鉢を用います。
用土は水ゴケを使います。浅鉢の3/2程度に湿らせた水ゴケを敷き詰め、2~3cmの間隔で球根を並べます。
(直径15cmの鉢でだいたい6~8球くらい)
球根の上に4~5cmの厚みで水ゴケを被せて覆います。
日当たり~半日陰の風通しの良い場所で育てましょう。
4月ごろになると球根から芽が出てきます。あまりに暗い場所だと軟弱になりがちなので明るめの涼しい半日陰が理想です。
梅雨明け後から夏の間は涼しくなるように寒冷紗などを利用して強光を和らげるようにしましょう。
秋~初冬にかけて葉が枯れてきたら、雨の当たらない凍らない場所で冬越しします。
水やり
なるべく乾かさないように管理します。
受け皿に水を張ったりしてもよいですが、真夏は温水になりがちですので、こまめに冷たいお水をあげるようにしましょう。
浅鉢で溜めるお水が少な目だと乾くのも早く、鉢中に空気が入りやすくなります。
受け皿にずっと水を溜めた状態が続くと呼吸できなくなり根腐れの要因となりますので注意してください。
冬の間も乾燥し過ぎないくらいのお水やりは必要です。
肥料
春、秋に薄い液肥を2週間に一回程度与えます。
植え替え
植え替えは地上部がなくなる2~3月ごろが適期です。
水ゴケは腐りやすいので、毎年取り換えるようにしましょう。
毎年の植替え時ではなくても、水ゴケが腐ってきたら適宜取り換えるようにします。