ワックスフラワー

  • フトモモ科

  • チャメラウキウム属

  • 流通名(和名)

    ワックスフラワー

  • タイプ

    小低木

  • 原産地

    オーストラリア

  • 草丈/樹高

    50cm~4mほど

  • 開花期

    4~6月ごろ

  • 花色

    ピンク、赤、白

  • 耐寒性

    弱い

  • 耐暑性

    普通(多湿、蒸れには弱い)

  • 花言葉

    「気まぐれ」「繊細」「かわいらしさ」

ワックスフラワー

ワックスフラワーの特徴

オーストラリア原産の小低木で、梅の花をワックスがけしたような硬質の花びらが特徴です。
ティーツリーやギョリュウバイのお花にも似ています。
自生地では4mほどにもなる低木です。
夏は雨が少なくカラっとしていて冬は湿潤で温暖な気候で育ち、高温多湿の蒸し暑い日本の夏、冬は乾燥して寒い日本とは基本的に合わない植物でもあります。

ワックスフラワー

ワックスフラワーの栽培

置き場所

日当たりが良く、風通し、水はけのよい場所で育てます。
自生地は夏はほとんど雨が降らず、からっとしていて、冬は湿潤な気候です。
夏は高温多湿で、冬は乾燥して寒いという日本とは基本的に合わないです。

夏場に蒸れると枯れてしまう事もあります。夏は風通しの良い涼しい半日陰~日陰に置いてください。
(強光すぎる環境だと葉焼けしてしまう場合もあります。)
暑い地域では夏越しが出来ずにダメになってしまう事も多いです。

寒さには弱いです。(品種によっては寒さにやや強いものもあるようですが、基本的には弱いです)
10度以下くらいになったら冬は室内に取り込みます。(最低でも5度程度は必要)
日本では地植えは向きません。

日本の夏の暑さにも寒さにも弱いので、やや難しい中級者向きの植物といえます。

用土

水はけのよい観葉植物用の培養土や砂や軽石などを混ぜた排水性のよい草花培養土を用います。
酸性の土は嫌い、アルカリ土壌を好みます。苦土石灰などを撒いて調整してください。

水やり

基本的に乾いたらたっぷりとお水やりをします。
乾燥気味の気候を好み、過湿、蒸れは嫌います。
蒸れの要因になりますので、夏場は上からざぶざぶとお水やりをしないようにしましょう。
夏場は特に蒸れると腐りやすいので、水のやり過ぎには気をつけます。

冬は室内で、空気が乾燥しすぎる場合は、時々霧吹きや葉水をして空中湿度を高めるようにしましょう。

肥料

春、秋に月に1~2回ほど薄めの液肥を施します。
やせ地で育つ植物ですので、肥料は控えめにします。

刈り込み

蒸れ防止の意味でも、混みあってきたら適宜枝を切り戻します。
刈り込みには強い方なので、風通しをよくしたり、脇芽を出させることも含め切り戻しをして仕立てるとよいです。
低木ですので、自生地では4mほどになったりします。
室内ではあまり大きくなってしまっては大変ですので、適宜刈り込みましょう。

ワックスフラワー

マイクロワックスフラワー