シャコバサボテン(蝦蛄葉仙人掌)(デンマークカクタス)
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科
サボテン科
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属
シュルムベルゲラ属
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流通名(和名)
シャコバサボテン(蝦蛄葉仙人掌)、デンマークカクタス、シュルンベルゲラ
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タイプ
多年草
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原産地
ブラジル
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草丈/樹高
15~40cmほど
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開花期
11月~3月ごろ
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花色
赤、ピンク、オレンジ、白など
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耐寒性
弱い
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耐暑性
普通
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花言葉
「美しい眺め」「ひとときの美」
※取り扱いのない場合もございます
シャコバサボテン(蝦蛄葉仙人掌)(デンマークカクタス)の特徴
ブラジル原産のサボテンの仲間で、霧の多い森林などに自生しています。
扁平の茎が連なるような草姿で、葉の端がちょっととがっているのが特徴。先端から鮮やかな赤やピンクの華やかなお花を咲かせます。
秋~冬にかけて開花し、園芸店では10月ごろに入荷します。
サボテンの仲間ですが、当店ではサボテン・多肉植物コーナーではなく、お花の苗コーナーに並びます。
シャコバサボテン(蝦蛄葉仙人掌)(デンマークカクタス)の栽培
置き場所
春~10月くらいまでは戸外のよく日の当たるところで育てます。
梅雨時~真夏は雨のあたらない涼しい木陰などの半日陰に置きましょう。
アサガオやポインセチアなどと同じ、日が自然に短くなるのを感じて花芽をつける短日植物です。
なので、夜間、室内の明かりや外灯などの光が当たる場所に置いておくとお花が咲かなくなります。
9~10月ごろになったら、夜間は日没と共に暗くなる場所に置いてください。
そういった場所がない場合は、ダンボールなどをかぶせて暗くします。約1ヵ月ほどで花芽が形成されます。
寒さには弱いので、秋遅くの寒くなってきたら室内に取り込みます。
日中はレースのカーテン越しくらいの日が当たる場所に置き、夜は窓際は冷えますので、窓から離した場所に移動しましょう。
最低気温が10度を下回るとつぼみが落ちたりしますので注意してください。
朝方に冷え込むことがある場合は、園芸用のヒーターなどを利用するとよいでしょう。
お花が終わった後は、夜間の最低温度は5~8度くらいに保つようにします。
4月ごろになって暖かくなってきたら戸外の日当たりの良い場所に置きましょう。
用土
水はけ通気性のよい粗目の培養土を用います。
粗めの観葉植物の用土やサボテン、多肉植物用の土でも大丈夫です。
水やり
基本的に乾いたらたっぷりとお水やりをします。
室内に取り込んだ冬場は、春~秋より乾くのが遅くなりますので水やりの間隔は長くなりますが、暖房器具を使う室内では空気が乾燥しがちになりますので、水やりとは別に、時々葉っぱに葉水や霧吹きなどをしてあげてください。
肥料
植え付け時に根に触れても大丈夫な「マイガーデン(住友化学園芸)」などの肥料を元肥として土に混ぜ込んでおきます。
N-P-K=12-12-12など等分のものか、リンサン分が多めのものにします。
4~6月ごろは液肥をあげてもよいでしょう。
葉摘みについて
春の4月上旬~5月下旬にかけて、葉を2~3節摘み取ると新芽が多く出て株はりがよくなります。
また、秋の葉摘みは花芽を多くつける効果があると言われています。
9月下旬から10月になって生長している葉茎には花芽がつきません。
その葉を摘み取ることでより多くの花芽をつけることができます。
この時期に伸びてくる色の淡い葉先は摘み取ってしまいましょう。
葉摘み後は、2週間ほど水やりは控え、小さな花芽が出てきたら水やりを再開します。