ドイツトウヒ(独逸唐檜)(ヨーロッパトウヒ)

  • マツ科

  • トウヒ属

  • 流通名(和名)

    ドイツトウヒ(独逸唐檜)、ヨーロッパトウヒ、オウシュウトウヒ、ドイツマツ

  • タイプ

    常緑高木、針葉樹

  • 原産地

    ヨーロッパ

  • 草丈/樹高

    ~50mほど

  • 耐寒性

    強い

  • 耐暑性

    弱い

  • 花言葉

    「不運の中の希望」

ドイツトウヒ(独逸唐檜)

ドイツトウヒの特徴

モミの木の仲間で、常緑の針葉樹です。ヨーロッパではクリスマスツリーといえばこちらが一般的です。
明治の中頃に日本に渡ったとされ、寒さに強く、北海道では鉄道沿いの防雪林などに多く栽培されています。
冷涼な気候を好み、東京のような高温多湿な環境は苦手です。

ドイツトウヒ(独逸唐檜)

ドイツトウヒの栽培

置き場所

日当たりが良く、風通し、水はけのよい場所で育てます。
高温多湿は嫌います。真夏は木陰などの涼しい半日陰に置いてください。

クリスマスツリーとして購入された場合は、クリスマスが終わったら戸外に出しましょう。
寒さには強いです。家の中では育ちません。
クリスマスツリー用に出荷されたものは、根を切られて入ってくることが多く、環境によってはうまく根づかない場合があります。

ドイツトウヒは成長が早く大木になります。(環境にもよりますが、1年に1mほど)
地植えにするとかなり大きくなってしまいます。広いスペースが必要ですし、大きく育ってしまったものは剪定や伐採が難しくなります。
大木を切り倒す作業は個人ではできないので業者さんにお願いすることなります。
大自然の中や森ならいざしらず、手に負えなくなってしまってから困ったと後悔しないよう、ご家庭では鉢植えで育てた方が無難です。

水やり

水はけの良い、赤玉6+腐葉土4などのシンプルなもので大丈夫です。

水やり

基本的に乾いたらたっぷりとお水やりをします。
真夏日や秋ごろ等に水切れを起こすと枯れてしまう事もありますので注意しましょう。

肥料

春先に緩効性肥料を施します。

剪定

11月~3月ごろに乱れた枝があれば軽く剪定する程度です。
大きくしたくない場合は、限界の大きさになった時点で天辺の枝を切ってそれ以上伸びないようにします。
切った後に脇枝が伸びてきて、それが大きくなりすぎなら、またそれを切ります。

[引用/jardinjasmin.comより]  ドイツトウヒ(独逸唐檜)(Picea abies)