コンラディナ

  • シソ科

  • コンラディナ属

  • 流通名(和名)

    コンラディナ、コンラジナ、偽ローズマリー、ワイルドローズマリー、ビーチローズマリー

  • タイプ

    常緑小低木

  • 原産地

    北アメリカ

  • 草丈/樹高

    60cm~1mほど

  • 開花期

    3~11月ごろ

  • 花色

    薄紫、青、白、ピンク

  • 耐寒性

    強い

  • 耐暑性

    普通

コンラディナ

コンラディナの特徴

ローズマリーによく似たアメリカに自生するの常緑小低木で、「ワイルドローズマリー」とか、「偽ローズマリー」などと呼ばれます。

フロリダ州やアラバマ州などの海岸の砂地などに分布しており、Conradhina canescens(コンラディナ・カネッセンス)、Conradhina brevifolia(コンラディナ・ブレビフォリア)、Conradina cygniflora(コンラディナ・シグニフローラ)、Conradina glabra(コンラディナ・グラブラ)など、6種ほどが知られています。
コンラディナの名前の由来は、アメリカの植物学者ソロモン・ホワイト・コンラッドにちなんで名づけられたそうです。

乾燥や干ばつなどに強く、やせた土地でもよく育ちます。
最も一般的で広く分布しているのが Conradhina canescens(コンラディナ・カネッセンス)で、葉っぱをつぶすとミントのような香りがします。

ケンタッキーおよびテネシー州のカンバーランド高原に分布する品種で、ピンクや薄紫の花が咲く「カンバーランド偽ローズマリー」と呼ばれる Conradina verticillata(コンラディナ・ベルティシルラータ)は、ローズマリーに香りが似ていて、ローズマリーの代用として使われたりするそうです。

コンラディナ

コンラディナの栽培

置き場所

日当たりが良く、風通し、水はけのよい場所で育てます。
乾燥に強い蒸れや過湿は嫌います。

水やり

基本的に乾いたらお水やりをします。
蒸れ、過湿を嫌います。上からザブザブとお水やりをしないようにしましょう。
海岸の砂地や岩場などに自生し、干ばつに強い植物なので、乾かし気味の管理で大丈夫です。

肥料

ほとんど不要です。

剪定

繁りすぎたり、蒸れるようであれば、適宜剪定したり、枝すかしをしたりしましょう。

コンラディナ

[引用/plants.ces.ncsu.eduより] コンラディナ・カネッセンス(Conradina canescens)