ワタ(綿、コットン)

  • アオイ科

  • ワタ属

  • 流通名(和名)

    ワタ、綿、コットン、木綿、綿花

  • タイプ

    一年草(本来は多年草)

  • 原産地

    インド、中南米、熱帯アジア

  • 草丈/樹高

    60cm~1.5mほど

  • 開花期

    花=7~8月ごろ、収穫=9~11月ごろ

  • 花色

    クリーム色、白

  • 耐寒性

    弱い

  • 耐暑性

    強い

  • 花言葉

    「優秀」「私を包んで」「偉大」「崇高」「繊細」

ワタ(綿、コットン)

ワタ(綿、コットン)の特徴

花後に果実が割れ、白いふわふわの綿がとれる植物。
夏ごろに芙蓉やオクラの花にも似た清楚なお花を咲かせます。
苗としてはあまり入荷がなく、10~11月ごろになると生花コーナーにコットンボールのついた切り枝が並ぶことが多いです。
本来は多年草なのですが、寒さに弱いため日本では春に種をまいて秋に収穫する一年草扱いです。

ワタ(綿、コットン)

ワタ(綿、コットン)の栽培

置き場所

日当たりが良く、風通し、水はけのよい場所で育てます。
苗ではあまり出回らないので、種から育てる事の方が多いかと思います。

発芽温度が25度~30度と高めなので、5~7月ごろに種まきするとよいでしょう。発芽までは1週間ほどです。
本葉が出たら、鉢や畑に植えます。
直根性で植え替えに弱いので、根はいじらないようにしましょう。鉢はできれば深い方が望ましいです。
夏ごろに花が咲きます。お花は一日花。
ワタは風媒花で、風で受粉するのですが、ベランダ栽培などでは人工授粉したほうが確実です。
綿棒などで雄しべの花粉を雌しべの先につけるだけです。
実になってからはじけるまで1ヶ月から3ヶ月ほどかかります。

暑い地域の方がよく育ちます。寒冷地では収穫できずに終わってしまう事も多いです。

用土

種まき用土は肥料分の含まない清潔な土を用います。
定植用の土は、水はけのよいアルカリ性土壌を好みます。草花培養土に苦土石灰なとを撒いて調整しましょう。

水やり

基本的に乾いたらたっぷりとお水やりをします。
真夏に水切れしないように気をつけましょう。

肥料

植え付け時に根に触れても大丈夫な「マイガーデン(住友化学園芸)」などの肥料を元肥として土に混ぜ込んでおきます。
多肥は好みません。

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