ラベンダー

  • シソ科

  • ラヴァンドラ属(ラベンダー属)

  • 流通名(和名)

    ラベンダー

  • タイプ

    常緑小低木

  • 原産地

    地中海沿岸

  • 草丈/樹高

    20cm~1.3m

  • 開花期

    5月~6月(四季咲き性の系統もある)

  • 花色

    紫、白、ピンク

  • 耐寒性

    普通(系統によって異なる)

  • 耐暑性

    やや弱い(系統によって異なる)

  • 花言葉

    「沈黙」「あなたを待っています」「私に答えてください」

ラベンダー(イングリッシュラベンダー)

ラベンダーの特徴

ラベンダーといえばリラックス効果のある良い香りと青い花。北海道の富良野のラベンダー畑は有名です。
寒さに強いイングリッシュラベンダー(コモンラベンダー)の他、ウサギの耳のような花穂がかわいらしいフレンチラベンダー(ストエカスラベンダー)、カナリア諸島原産のレースラベンダー(ピナータラベンダー)などがあります。
花の美しさと香りのよさでいえば、イングリッシュラベンダーが随一です。
イングリッシュラベンダーは高温多湿を嫌うので、北海道のような雨の少ない冷涼な地域の方が育てやすいです。

ラベンダー(イングリッシュラベンダー)の栽培

置き場所

日当たりと風通しが良く、西日のあたらない水はけが良い場所に植えます。
乾燥した冷涼な気候をこのみ、東京のような高温多湿は大の苦手です。蒸れも嫌いますので、梅雨前に刈り込んで夏越しさせましょう。
北海道の生産地域では蕾の頃に刈り込みを行うそうです。収穫を兼ねて、草丈の半分くらいの位置で半球状に刈り取ります。このとき、葉のついている茎の部分を残すようにしましょう。
従来のラベンダーは初夏頃の一季咲きでしたが、最近は夏の暑さにも強い「長崎ラベンダー」など、秋にも咲く品種も増えてきました。
株が大きくなるので、寄せ植えではなく単体で大株に育てたいお花です。

水やり

過湿は嫌います。やや乾燥気味に育てるようにしましょう。
蒸れの原因になりますので、上からお水やりをせず、株元にあげるようにしましょう。

刈り込み

開花直前に草丈の半分くらいの位置で刈り込みを行います。梅雨前にしっかりと刈り込むことで蒸れを防ぎ、夏越ししやすくなります。

ラベンダー(イングリッシュラベンダー)アロマティコ

フレンチラベンダー(ストエカスラベンダー)の特徴

ウサギの耳を思わせるような可愛らしい花穂が特徴。ラベンダーの中では夏の暑さに強く(ただしイングリッシュラベンダーと同様にジメジメした暑さは嫌い)耐寒性もあり丈夫です。
イングリッシュラベンダー同様、蒸れには弱いです。香りはやや弱めです。

ラベンダー(フレンチラベンダー)わたぼうし

レースラベンダー(ピナータラベンダー)の特徴

葉に細かいレールのような切れ込みがあることからレースラベンダーと呼ばれます。
高温多湿に弱く、寒さも苦手という少しデリケートなラベンダーです。いわゆるラベンダーの香りはありません。

レースラベンダー(ピナータラベンダー)