ブラキカム(ヒメコスモス、姫秋桜)

  • キク科

  • ブラキスコメ属

  • 流通名(和名)

    ブラキカム、ヒメコスモス(姫秋桜)、ブラキコメ、ブラキスコメ

  • タイプ

    一年草、多年草、宿根草

  • 原産地

    オーストラリア、タスマニア、ニュージーランド、ニューギニア

  • 草丈/樹高

    10~30cmほど

  • 開花期

    3~11月ごろ(一年草は4月~6月ごろ)

  • 花色

    白、薄紫、ピンク、黄色など

  • 耐寒性

    弱い

  • 耐暑性

    やや弱い

  • 花言葉

    「優美」「可憐な仕草」「いじらしい」

ブラキカム(ヒメコスモス、姫秋桜)

ブラキカムの特徴

小さな小菊のような花を咲かせる可愛らしいお花で、一年草のタイプと多年草(宿根草)のタイプがあります。
一年草のものはブラキスコメ・イベリディフォリア(Brachyscome iberidifolia)で、花期は4月~6月ごろ、夏には枯れてしまう事が多いです。
園芸店に流通するのは多年草のタイプも多く、春~秋までお花を楽しめます。

ブラキカム(ヒメコスモス、姫秋桜)

ブラキカムの栽培

置き場所

日当たりが良く、風通し、水はけのよい場所で育てます。
蒸れには弱いです。真夏は涼しい半日陰に置いてください。
花がいったん終わった6~7月ごろに、株元から10~15cmほどのところで切り戻すと夏越ししやすくなります。

寒さにもやや弱いため、冬は凍らないような陽だまりに置きます。0度くらいは耐えられるとされていますが、5度くらいあると安心です。
寒冷地など、心配な場合は冬は室内に取り込んでください。
環境によって常緑の場合もありますが、冬は地上部が枯れます。枯死していなければ翌春にまた芽吹いてきます。

用土

水はけがよく、保水力のある酸性の用土を好みます。一般的な草花培養土でも大丈夫です。

水やり

基本的に乾いたらたっぷりとお水やりをします。
過湿や蒸れに弱いですが、極端に乾燥しすぎるのも嫌います。
蒸れてしまうので、上からザブザブとお水やりしないようにしてください。
真夏は日中にお水やりをすると鉢中の温度が上がり根を傷める場合がありますので、気温の上がらない朝方か、涼しくなってからの夕方以降にお水やりするようにしましょう。
真冬は夕方以降にお水やりをすると根を傷める場合がありますので、暖かい午前中や日中にお水やりするようにします。

肥料

春、秋に緩効性肥料を軽く施します。多肥は好みません。

お手入れ

花後に放任すると種をつくり、株が消耗すると同時に、お花も咲かなくなります。
お花が終わったらこまめに花ガラ摘みをするようにしましょう。

ブラキカム(ヒメコスモス、姫秋桜)

ブラキカム(ヒメコスモス、姫秋桜)

ブラキカム(ヘブンリーブルー)

ブラキカム(ブラボー)

ブラキカム(ブルー&イエローの混植)