アガベ

  • リュウゼツラン科(キジカクシ科)

  • リュウゼツラン属

  • 流通名(和名)

    アガベ

  • タイプ

    多年草

  • 原産地

    北・南アメリカ、西インド諸島

  • 草丈/樹高

    5cm~2m

  • 耐寒性

    強い

  • 耐暑性

    強い

  • 花言葉

    「繊細」

アガベの特徴

暑さ寒さにも強いリュウゼツラン科の多肉植物で、するどいトゲや肉厚の葉をものつ物、シルバーリーフの美しい葉色のもの、斑入りが美しいものなど、さまざまな草姿の物があり、そのクールでハードな印象の造形美から男性にも絶大な人気があります。
北・南アメリカから西インド諸島にかけて300種以上の種類があると言われます。
生長はゆっくりで、お花が咲くまでは数十年の年月がかかりますが(何年目に咲くかは環境にもよる)、お花が咲いたあとは枯れてしまいます。
さまざまな園芸種がありますが、広幅の美しいシルバーリーフの「吉祥天(パリー)」「ドラゴントゥース」などは人気が高いです。

アガベの栽培

置き場所

日当たり、風通しが良く、水はけのよい環境を好みます。
最低でも3~4時間くらいは日に当てるようにしましょう。(西日よりは午前中の日差しの方がよいです)
光の方向に向かって葉が伸長しますので、定期的に鉢を回すようにすると葉の偏りがなくバランスのよい草姿になります。
日当たりと風通しがよければ室内でも育てられなくはないですが、徒長したり弱弱しく育ってしまいがちなので、できるだけ戸外で育てることをおすすめします。

アガベは全体的に、暑さ、寒さともに強いですが、品種によっては耐寒性が弱く、冬は室内に入れた方がよいものもあります。
(「アガベ・アテナータ」「アガベ・ベネズエラ」などは冬は室内に入れた方がよいです)
耐寒性が強いものでも、寒風や凍結で葉が傷んだりするのが心配な方は、室内に取り込んでください。

水やり

乾燥を好みます。土が常に湿った状態が続くと根腐れの原因になります。水のやり過ぎにならないよう注意してください。
また、梅雨時などは長雨のあたらない場所で管理しましょう。

肥料

春秋の時期に緩効性肥料を施します。