アンスリウム(アンスリューム)

  • サトイモ科

  • アンスリウム属

  • 流通名(和名)

    アンスリウム、オオベニウチワ(大紅団扇)

  • タイプ

    熱帯性多年草

  • 原産地

    熱帯アメリカ~西インド諸島

  • 草丈/樹高

    30~80cm

  • 開花期

    5月~10月

  • 花色

    赤、白、ピンク、緑など

  • 耐寒性

    弱い

  • 耐暑性

    普通

  • 花言葉

    「煩悩」「恋にもだえる心」「可愛い」「無垢な心」「心は燃えている」

アンスリウム

アンスリウム(アンスリューム)の特徴

プラスチックかエナメルのような独特の質感を持つエキゾチックな熱帯植物で、赤やピンクに色づく部分はお花ではなく仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれるものです。
お花はどこかというとハート型の苞の中央にある棒状の部分です。
強光では葉焼けを起こすことがありますので、明るめの半日陰で管理した方がよく、室内のインテリアとしてもおしゃれな植物です。

アンスリウム(アンスリューム)の栽培

置き場所

明るめの半日陰で、風通し、水はけのよい場所で育てます。
自生地は湿度の高いジャングルのような場所ですので、空中湿度の高めな環境を好みます。
強光では葉焼けを起こすことがありますので、明るめの半日陰で、真夏の直射日光などは避けるようにしましょう。
まったく日の当たらない暗すぎる場所ではお花が咲かなくなる場合があります。
寒さには弱いので、気温が15度以下になったら室内に取り込んでください。最低でも10度以上必要です。
エアコンの風が直接当たらない場所を選んで置くことが大切です。

水やり

空中湿度が高いのを好みますが、用土の過湿は嫌います。
乾燥気味に管理しないと根腐れを起こします。
水やりとは別に葉水をしてあげてください。葉の表面の他に、葉の裏側にも葉水することでハダニの予防にもなります。
冬は乾かし気味に管理しますが、室内が乾燥しやすい場合は、軽く霧吹きをして湿度を保つようにしましょう。

肥料

肥料は気温が十分に上がってくる5月中旬以降から与えるようにします。
気温が低いうちは肥料をあげても吸収されず、根腐れを起こすことがありますので気をつけましょう。
生育期間の9月頃まで、薄めの液肥を月に一度くらい施します。