ツボクサ(ゴツコラ)
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科
セリ科
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属
ツボクサ属
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流通名(和名)
ツボクサ、ゴツコラ、タイガーハーブ、ブラフミー、スペードリーフ
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タイプ
多年草
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原産地
マダガスカル、インド、インドネシア、東南アジアなど
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草丈/樹高
10cm程度
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開花期
5~8月
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花色
赤紫(ほとんど目立たない)
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耐寒性
やや弱い
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耐暑性
やや強い
※取り扱いのない場合もございます
ツボクサ(ゴツコラ)の特徴
グランドカバープランツのグレコマ(カキドオシ)にも似て、這うようにしてランナーで広がります。
インドの伝統的医学であるアーユルヴェーダでは、万能な薬草として最も重要なハーブのひとつとされています。
特に神経と脳細胞を活性化する効果があるとされ、その他にも効能として
鎮静作用、抗菌作用、解毒、止血、利尿薬のほか、皮膚細胞の再生、記憶力を高め老化や老衰を遅らせる、認知予防、血液循環の改善、肌のトラブル改善など、さまざまな効果が期待されています。毛髪・爪の健康、肌の美容効果から、多くの化粧品にも使われています。
東洋でも古くから長寿のハーブとされ、脳の栄養源で精神力を養うと言われてきたそうです。
WHOでは「21世紀に遺すべき植物」であると提唱しています。
使い方は生葉や乾燥した葉、どちらでも利用され、傷薬や煎じ薬のほか、ハーブティーや、ジュースや生野菜としても食され、スーパーフードのひとつとも言われています。
ツボクサ(ゴツコラ)の栽培
置き場所
半日陰の、風通し、水はけのよい場所で育てます。
春秋は戸外の日光下でも大丈夫ですが、直射や強光で弱ったり、葉が小さくなったりする場合がありますので、基本的に涼しい半日陰で育てた方がよいです。
寒さには弱いので、冬は室内に取り込みます。(10度くらいあるとよい)
水やり
基本的に乾いたらたっぷりとお水やりをします。
真夏は日中にお水やりをすると鉢中の温度が上がり根を傷める場合がありますので、気温の上がらない朝方か、涼しくなってからの夕方以降にお水やりするようにしましょう。
冬は水やりを減らし、乾かし気味にします。
肥料
春秋の生育期間に緩効性肥料を施します。
有機肥料は、虫やカビなどが発生しやすくなります。ベランダ菜園などでは、IB化成などの化成肥料にした方が虫が発生しにくいです。
その他の注意
ヨトウムシの被害で葉っぱが食べつくされてしまう事があります。プランターなどで栽培している場合、寒冷紗や不織布などで覆う、鉢の下にレンガやブロックなどをかませて、鉢底から虫が侵入しないよう浮かせて栽培するなどの工夫をしてください。
虫除けとしてニームスプレーなどもおすすめです。