バジル(スイートバジル)

  • シソ科

  • メボウキ属

  • 流通名(和名)

    バジル、スイートバジル、メボウキ

  • タイプ

    非耐寒性多年草(日本では一年草扱い)

  • 原産地

    インド~アフリカ、熱帯アジア

  • 草丈/樹高

    20cm~1mくらい

  • 開花期

    収穫期=6月下旬~8月

  • 花色

    白、ピンク

  • 耐寒性

    弱い

  • 耐暑性

    強い

  • 花言葉

    「神聖」「好意」「憎しみ」

バジル(スイートバジル)

バジル(スイートバジル)の特徴

爽やかな香りで、イタリア料理には欠かせない香草です。ピザやパスタのジュノベーゼなどでおなじみです。
古代ギリシアでは「王様のハーブ」と呼ばれていたそうです。
バジルは、夏野菜とともに植え付けることでお互いの生育を助ける効果があり、特にトマトと一緒に植えるのがおすすめ。トマトとのコンパニオンプランツとして知られています。
日本で最もポピュラーなのは「スイートバジル」ですが、その他に「ホーリーバジル」「レモンバジル」「シナモンバジル」「ダークオパールバジル」「ブッシュバジル」などたくさんの種類があり、香りなども微妙に異なります。
本来は多年草ですが寒さには弱いため、日本では冬越しが難しく一年草扱いです。
だいたい3月下旬ごろになると当店でも入荷がはじまりますが、3~4月ではまだまだ気温が低くダメになりやすいので、しっかりと気温が上がる5月以降に購入した方がよいです。

バジル(スイートバジル)の栽培

置き場所

日当たりが良く、風通し、水はけのよい場所で育てます。
早いうちに先端を摘んで脇芽を出させるようにすると枝が増えてたくさん収穫できます。
お花が咲いてしまうと葉っぱが硬くなりますので、花芽が見えてきたら摘むようにしましょう。
寒さには弱く、日本では冬越しが難しく、秋までの一年草扱いになっています。

水やり

基本的に乾いたらたっぷりとお水やりをします。
真夏は日中にお水やりをすると鉢中の温度が上がり根を傷める場合がありますので、気温の上がらない朝方か、涼しくなってからの夕方以降にお水やりするようにしましょう。

肥料

生育期間に緩効性肥料または液肥を施します。
有機肥料は、虫やカビなどが発生しやすくなります。ベランダ菜園などでは、IB化成などの化成肥料にした方が虫が発生しにくいです。

その他のバジル

ジェノババジル(イタリア原産。スイートバジルと比べて花後も風味が落ちない。バジルペーストを作るのに最も適した品種)

レモンバジル(レモンの香りがある)

イタリアンラージリーフバジル(ジェノババジルより大葉で、マイルドで甘い香りと風味)

シナモンバジル(シナモンに似た甘い香りがある。蚊除け効果もあると言われる)

ダークオパールバジル(濃い紫色のバジル。香りはスイートバジルと同じ。)

スパイシーグローブバジル(スパイシーな香りが強い。)

レタスリーフバジル(非常に葉が大きく通常のスイートバジルより豪快にサクザク使える。香りも強い。)

ミセスバーンズレモンバジル(レモンバジルよりも香りが強く、葉が大きい)

ブッシュバジル(葉が細かいので、小さなスイーツなどの飾りにも便利)

アリストールバジル(極小の葉が密につく。葉が細かいので、小さなスイーツなどの飾りにも便利)

ヴァナトゥルシー(ツリーバジル)(他のトゥルシー(ホーリーバジル)同様に薬効成分がある)

ホーラパー(タイバジル)(タイでのスイートバジル。日本のスイートバジルとは香りは異なる)