ジョチュウギク(除虫菊)

  • キク科

  • ヨモギギク属

  • 流通名(和名)

    ジョチュウギク(除虫菊、ピレスラム、白花ムシヨケギク、赤花ムシヨケギク

  • タイプ

    多年草

  • 原産地

    バルカン半島、クロアチア

  • 草丈/樹高

    60~80cm

  • 開花期

    初夏ごろ

  • 花色

    白、ピンク、赤

  • 耐寒性

    やや強い

  • 耐暑性

    やや弱い

  • 花言葉

    「忍ぶ恋」

ジョチュウギク(除虫菊) 白花ムシヨケギク

ジョチュウギク(除虫菊)の特徴

花にピレトリンという殺虫成分を含んでいて、日本では昔、蚊取り線香の原料としてつかわれていました。
原産地のクロアチアで、咲き終わる頃の花に死んだ虫が付着したり、部屋に飾った花の周りで虫が死んだりしたことから、殺虫効果のあるピレトリンが発見された、と言われています。
白花の他に赤花や桃花の園芸種もあります。白花種はマーガレットにも似た清楚な雰囲気があり、ガーデニングでも使いやすいお花です。
殺虫成分は白花ムシヨケギクの方が高いです。
花には独特の香りがありますが、ただ植えて鉢を置いてるだけで虫除けになるかどうかは微妙なところです。
火で燃やして、燻して煙を出すことで殺虫効果があるとの事です。

ジョチュウギク(除虫菊)の栽培

置き場所

日当たりが良く、風通し、水はけのよい場所で育てます。
春秋は戸外の日光下でも大丈夫ですが、真夏の猛暑や強光で弱ったりする場合がありますので、夏は涼しい半日陰に置いてください。
あまりに暗い場所ではひょろひょろとした軟弱な草姿になってしまいます。

水やり

過湿は嫌います。基本的に乾いたらたっぷりとお水やりをします。
真夏は日中にお水やりをすると鉢中の温度が上がり根を傷める場合がありますので、気温の上がらない朝方か、涼しくなってからの夕方以降にお水やりするようにしましょう。
冬は水やりを減らし、乾かし気味にします。

肥料

春秋の生育期間に緩効性肥料を施します。

ジョチュウギク(除虫菊) 赤花