サツマイモ(薩摩芋)

  • ヒルガオ科

  • サツマイモ属

  • 流通名(和名)

    サツマイモ(薩摩芋)、かんしょ(甘藷)、からいも(唐芋)

  • タイプ

    つる性多年草(栽培上は一年草扱い)

  • 原産地

    熱帯アメリカ

  • 草丈/樹高

    つる3~5mほど

  • 耐寒性

    弱い

  • 耐暑性

    強い

  • 花言葉

    「乙女の純情」

サツマイモ(薩摩芋)

サツマイモ(薩摩芋)の特徴

スイートポテト、焼き芋、大学芋、テンプラなどでお馴染みの野菜。
煮物などの料理でも食されますが、おかずというよりはどちらかといえばスイーツ寄りの甘い存在。
日本のサツマイモの甘さは世界でも類を見ないそうで、初めて日本の焼き芋を食べた海外の方の間では、なんて美味しいのかと話題にもなっているようです。
昔は「い~しや~き芋♪」のメロディで街をめぐる石焼きイモ屋の姿がありましたが、最近はめっきり見かけなくなりました。

ビタミンC、E、B1、B2、B6の他、β-カロテン、カリウム、鉄分などのミネラルも豊富で、整腸作用、便秘の改善、美肌効果などがあるとされています。

学名はIpomoea batatas(イポメア)で、アサガオ(朝顔)の仲間です。
初夏頃に出回るリーフプランツのイポメア(サントリーフラワーズの商品名「テラスライム」など)も同じ仲間。「テラスライム」も地下に芋っぽものができますが、食べられるほどのものではありません。

サツマイモ(薩摩芋)の栽培

用土

サツマイモはやせ地でよく育ちます。苦土石灰は不要です。肥料もほぼ不要。(肥沃な土壌、多肥は好みません)(養分が多すぎると育ちが悪くなる)
元肥であげるのであればカリ分の多い肥料を(「草木灰」など)。(窒素分が多すぎる肥料だとつるボケしてしまう)
また、数少ない連作しても大丈夫な野菜です。
水はけのよい環境を好むため、畝は高さ30cmくらいの高畝にしておきましょう。

植え付け

植え付け時期は5~6月ごろ。生育適温は20~30度。
一般的に5月ごろに「切った状態のつる茎」(10本束~など)が出回ります。
つるの販売は主に「紅あずま」ですが、他の品種「べにはるか」「安納芋」「シルクスイート」などはポットに植えられた状態で入荷します。

つる苗は少し萎びてから植え付けた方がよく発根します。
10cmくらいの深さに、基本斜めにして植え付けます。

つる返し

1m以上茎葉が伸びてきたら、葉っぱを持ち上げて「つる返し」を行います。
伸びた茎が地面についたままだと新たに根がはってしまい、そうなると養分が分散され、小さい芋しか出来なくなってしまうので、新たに根をはらないようにヒゲ根を切るのが「つる返し」です。
地面に根を張ったツルを持ち上げ、根こそぎ剥がしたら、ツルをひっくり返して葉の上に乗せておきます。

「つる返し」は、根を出したツルを見つけたらその都度行います。

肥料

追肥もいりません。(肥料が多いとツルばかり伸びて芋の生育が悪くなる「つるボケ」になるため)

収穫

葉の色が変わり始めたら収穫時です。
(植え付け後110~120日くらい)(10~11月ごろ)
試しに軽く掘ってみて、サツマイモが大きくなっていれば収穫します。

収穫後に干して甘みを出す

サツマイモは、収穫直後から寝かせることで、甘みが増します。
新聞紙の上などに1日くらい置いて、風通しが良い場所で乾燥させます。
その後一つずつ新聞紙でくるみ、冷暗所に置いて保存しましょう。2~3週間ほどで甘みが増して食べごろになります。

サツマイモ(薩摩芋)